2025年8月14日、ママコノシリヌグイで見つけたそうです。
2025年8月15日金曜日
ママコノシリヌグイのイシミカワイボアブラムシ(Trichosiphonaphis ishimikawae)
2025年8月14日木曜日
ヨモギ世代のササキコブアブラムシ(Tuberocephalus sasakii)でしょうか…🤔
前回、サクラ世代のササキコブアブラムシを投稿していますが、今回は、2025年6月18日に採集した非常に小さいヨモギのアブラムシを検鏡しました。
後輩の同行で採集に行き、後輩が「ヨモギキイロコブアブラムシだ」と言い採集し、しばらくヨモギキイロコブとしていました。しかし、アブラムシ入門図鑑を見ると、ヨモギ世代のササキコブアブラムシ(Tuberocephalus sasakii)とも非常に形態がそっくりだったので、再度検鏡しました。
その検鏡で、「触角は5節で、触角第1節の内側の指状突起は前方に突出し、前頭部の毛と同様に長く太い毛を持つ。口吻末端節は後脚第2跗節の1.3倍くらい(2倍ほどまではいかないような、、、くらい)。角状管は尾片の3倍くらいで先端微妙に膨らみ、体長は1.0mm。」という特徴を確認しました。あと、背面のしわも少し見えました。
2025年8月12日火曜日
ガガイモのキョウチクトウアブラムシ
2025年8月12日、近所のガガイモで、採集しました。過去に後輩から、コバノカモメヅルで採集したという情報も聞いてはいましたが、おそらくその個体もガガイモであると思います。というのも、その情報を聞いたところの場所の植物と今回の発見場所の植物が同種であることはかくにんしているので、今回がガガイモで間違いないとすると、周辺のそれらもガガイモであることが結論付けることができます。
一応、ガガイモにも、コバノカモメヅルにもキョウチクトウアブラムシは寄生しますし、なんなら、名前になっているキョウチクトウにもつくわけですから、ガガイモ以外でも見つけたいものです。
無翅虫のキョウチクトウアブラムシは、鮮やかな黄橙色またはレモンイエローを呈し、触角は暗色である。以下の写真は、ガガイモ上のコロニー。
触角第6節の基部に対する終末突起の長さの比は 3.4〜4.7 倍である。腹部背面は完全に膜質である。脚部は後脛節を含めて暗色であり、後脛節の半分以上が淡色である Aphis asclepiadisや他の多食性 Aphis属種とは異なる。やや長い角状管と指状の尾片は黒色であり、角状管の長さは尾片の 1.7〜2.7 倍である。キョウチクトウアブラムシ の成虫無翅型の体長は 1.3〜1.7 mm である。
2025年8月9日土曜日
オランダガラシアブラムシ(Aphis nasturtii)のまとめ
特徴
オランダガラシアブラムシの無翅成虫は、生体では明るい淡緑色から黄緑色を呈し、蝋質の粉状物は付着していない。腹部背面は淡色で膜質をしており、暗色の帯や硬化板は存在しない。触角は体長の半分をわずかに超える程度である。角状管は通常、淡色の硬化部をもち、先端に向かってやや暗色になる傾向がある。脚は暗色またはやや淡色であり、脛節の先端部はやや暗く、下方からの顕微鏡画像で確認できる。体長は1.1〜2.4 mmである。未成熟個体は淡緑色をしている。
詳細:https://influentialpoints.com/Gallery/Aphis_nasturtii_buckthorn-potato_aphid.htm
元投稿
・https://battanohyogo.blogspot.com/2025/04/blog-post.html
・https://battanohyogo.blogspot.com/2025/04/blog-post_20.html
2025年8月7日木曜日
クロモンサシガメの長翅個体
2025年8月7日、駅で採集しました。はじめはクロサシガメかと思っていましたが、詳しい方から、クロモンサシガメの長翅個体であると、ご教授頂きました。クロサシガメよりもこの形質のクロモンサシガメは、珍しいとのことでした。たしかに、ネットに挙がっている写真は、どれも短翅個体ばかりで、原色カメムシ図鑑の3巻ですら、長翅個体の写真はありませんでした。
嬉しい戦果です。
2025年8月6日水曜日
ケナガグンバイTingis (Tropidocheila) shaowuana Drake & Maa, 1953
ヤナギグンバイMetasalis populi (Takeya, 1932)
2025年8月5日火曜日
ヤナギクロケアブラムシかもしれません
2025年8月5日、ヤナギの葉裏に小さなコロニーがありました。
ヤナギクロケアブラムシとヤナギチャイロケアブラムシがよく似ていますが、今回の個体は、ヤナギクロケアブラムシの方かと思います。
あと、どうやら、アブラムシ入門図鑑の「ヤナギチャイロケは、頭部に網目状の構造がある」は、誤りで、正しくは、「腹部背面に網目状の構造がある」とのことです。こちらのブログのコメントにありました。
文献
2025年8月2日土曜日
ウンモンカスミカメ
2025年7月29日火曜日
駅にいた #カメムシ(#ヒラタヒョウタンナガカメムシ ) #昆虫 #カメムシ #insects
2025年7月22日火曜日
駅の灯りに来たフタボシツチカメムシ
2025年7月21日月曜日
キンミズヒキにいたアブラムシ(ワタアブラムシ?)
2025年7月21日、キンミズヒキに黄色のアブラムシがいたので、もしかしたら、キンミズヒキフタマタアブラムシかもと思い、採集しましたが、角状管が黒一色で、キンミズヒキフタマタアブラムシでは無いようでした。キンミズヒキフタマタアブラムシは、角状管は淡色なので。
で、ワタアブラムシという結論についたのですが、ワタアブラムシは、高温時は黄色で小型の個体が多いそうです。
確定できてませんが、ワタアブラムシの可能性が高いかもです。
2025年7月18日金曜日
ボタンヅルヒゲナガアブラムシMacrosiphum clematifoliae
2025年7月18日、ボタンヅルの葉裏にいました。前回のボタンヅルワタムシと同じボタンヅルです。おそらく、成虫だと思います。
無翅成虫は、比較的大型で紡錘形のアブラムシであり、体色は淡黄緑色から緑色で、内部にはより暗い青緑色の脊部縦条がある。触角の第III・IV・V節は淡褐色で、先端は黒色、第VI節はほぼ黒色である。角状管は主に黒色だが、基部は淡色である(比較:チューリップヒゲナガアブラムシは角状管が淡色で、先端が暗色になることがある)。尾片は淡色。
触角第VI節の基部部分は、第I・II節を合わせた長さより明らかに短い。触角瘤は非常に大きく、触角第II節とほぼ同じ長さである。口吻は中脚基節を越えて伸び、口吻末端節は後脚第2跗節の1.2〜1.3倍の長さである。
腹部背板は膜質で淡色。角状管は長く、体長の0.33倍を超える(比較:チューリップヒゲナガアブラムシおよび Sitobion africanum は角状管が体長の0.33倍未満)。角状管は尾片の2倍以上の長さがあり、亜先端の網目状領域にかけて明瞭に細くなる。
無翅成虫の体長は2.8〜3.5 mm。
エサキヒゲナガアブラムシAulacorthum esakii (Takahashi, 1924)
2025年7月18日、ヘクソカズラにいました。一般的に珍しい種とされているようです。
ヘクソカズラには、ヘクソカズラヒゲナガアブラムシとかも付きますが、私自身はまだ見ていないです。
ちなみに、ネットでエサキヒゲナガアブラムシの学名で検索すると、同じ学名で、ヘクソカズラクロアブラムシが出てきました。これは、旧名ということなんでしょうか?
2025年7月17日木曜日
ボタンヅルワタムシとセンニンソウワタムシ
前回まで、ちょっと誤りがあったので、訂正しておきます。
1.2種の特徴
センニンソウワタムシ Colophina clematicola
触角末端部はその基部の長さの0.5倍未満
尾片は広く丸く、目立たない。背面に多数の多面体状蝋腺あり
体長0.8–1.3 mm。
触角は4節。跗節は1節(2節が融合)。角状管は欠如
ボタンヅルワタムシ Colophina clematis
触角末端部はその基部の長さの0.5倍未満背面に多数の多面体状蝋腺あり
体長2mm超。触角は6節。跗節は2節。孔状角状管あり
腹部第4背版に蝋腺が10–16個(脊部2、側部2、縁部6–12)
角状管は腹部第5背版の蝋腺列のすぐ前に位置。腹部第6背版の脊部蝋腺の面径は20 μm超
2025年7月12日土曜日
2025年7月11日 ススキのアブラムシ ススキアブラムシ(Melanaphis japonica)か?
2025年7月11日、ススキの葉舌にいました。
角状管は基部の幅よりも短く、腹部の周辺毛は、後部節を除いて各節に5本あり、頭部の腹面には各側に5本の毛があり、触角は5節からなる。また、擬似感覚器はない。7番目の背部突起には6本の毛、8番目の背部突起には6本の毛がある。
ここから、ススキアブラムシではないかなと思いましたが、どうなんでしょう。
写真だと毛の様子は分かりにくいです... |