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2025年3月7日金曜日

イヌツゲクビレコナジラミ Aleuroclava hikosanensis (Takahashi, 1938)

 全体の形が特徴的で、上の方に『怒り目』模様があります。

周年イヌツゲ・ソヨゴ・ヒサカキ・エゴノキなど様々な植物の葉裏で見られます。


生体時

2025年3月7日兵庫県赤穂市ヒサカキ
 2025年3月7日兵庫県赤穂市ヒサカキ
ソヨゴ
  上郡町 エゴノキ

寄主植物(自分の観察から)

イヌツゲクビレコナジラミ2024/7/4兵庫県立大学附属高等学校周辺エゴノキ Styrax japonica
2024/7/5兵庫県立大学附属高等学校周辺エゴノキ Styrax japonica
2024/10/18兵庫県赤穂市雄鷹台山真心乃滝イヌツゲ Ilex crenata
2025/3/6兵庫県立大学播磨理学キャンパス付近イヌツゲ Ilex crenata
2025/1/4兵庫県赤穂市雄鷹台山真心乃滝Eurya sp. ヒサカキ属の一種
2025/3/7兵庫県赤穂市雄鷹台山Eurya sp. ヒサカキ属の一種

寄主植物(コナジラミ写真集より)

Aquifoliaceae モチノキ科Ilex crenata イヌツゲ 
Ilex pedunculosa ソヨゴ 
Buxaceae ツゲ科Buxus microphylla ヒメツゲ 
Ericaceae ツヅジ科Pieris japonica アセビ
Lauraceae クスノキ科Cinnamomum sp. ニッケイ属の一種 
Myricaceae ヤマモモ科Myrica sp. ヤマモモの一種
Pittosporaceae トベラ科Pittosporum tobira トベラ
Styracaceae エゴノキ科Styrax japonica エゴノキ
Theaceae ツバキ科Eurya sp. ヒサカキ属の一種



標本写真




アオキコナジラミ Aleuroclava aucubae (Kuwana, 1911)

  アオキコナジラミAleuroclava aucubaeは、極めて広食性で、様々な寄主植物があります。

 様々な寄主植物があり、最も普通にみられます。

生体(2025年3月7日兵庫県赤穂市雄鷹台山:ヒサカキ)
アオキコナジラミでいいかな

2025年3月3日月曜日

Aleuroclava sp. (トベラ)

 以前、トベラにいたコナジラミを再度検鏡してみました。

 以前はナチグロかなと思ってましたが、コナジラミ写真集を見たところ、ナチグロではないように思われます。また、アオキコナジラミにしては丸く、腹節付近が違ってるようです。

ここにある種である可能性が極めて高いと思います:https://tamagaro.net/whitefly/a08.html


採集情報・色々

アオキコナジラミとの違いナチグロコナジラミとの違いコナジラミ写真集のAleuroclava sp. (トベラ)
と思った根拠
第3腹節の横にも突起があり
頭部先端が丸い
胸部横の突起の形が違う掲載されていた標本写真との一致
寄主植物が同じくトベラ
採集日採集地寄主植物
2024/7/1兵庫県赤穂市雄鷹台山山頂トベラ Pittosporum tobira

2024年12月21日土曜日

イヌツゲクビレコナジラミ Aleuroclava hikosanensis (Takahashi, 1938)

 こちらのコナジラミは、アオキコナジラミと同様に広食性であります。

 特徴的な形質なので、混同されることは少ないと思います。

 2025年3月7日:コナジラミ写真集には、アワブキに寄生する近似種が掲載されています。

 Aleurotuberculatus hikosanensis Takahashi, 1938とJapaneyrodes hikkosanensis (Takahashi, 1938)がシノニムです。


ヒサカキの個体


上郡町 イヌツゲの個体

 

アオキコナジラミ Aleuroclava aucubae (Kuwana, 1911)

 アオキコナジラミ属の中でも極めて広食性であり、ありふれたコナジラミです。

 以下の写真のように、上のほうはかくかくしていて、白いロウがはっきり出ているのは間違いないと思います。あとは、標本を作って検鏡し他方がいいと思います・・・

ヒイラギの個体
アセビの個体