2025年8月5日、ヤナギの葉裏に小さなコロニーがありました。
ヤナギクロケアブラムシとヤナギチャイロケアブラムシがよく似ていますが、今回の個体は、ヤナギクロケアブラムシの方かと思います。
あと、どうやら、アブラムシ入門図鑑の「ヤナギチャイロケは、頭部に網目状の構造がある」は、誤りで、正しくは、「腹部背面に網目状の構造がある」とのことです。こちらのブログのコメントにありました。
2025年8月5日、ヤナギの葉裏に小さなコロニーがありました。
ヤナギクロケアブラムシとヤナギチャイロケアブラムシがよく似ていますが、今回の個体は、ヤナギクロケアブラムシの方かと思います。
あと、どうやら、アブラムシ入門図鑑の「ヤナギチャイロケは、頭部に網目状の構造がある」は、誤りで、正しくは、「腹部背面に網目状の構造がある」とのことです。こちらのブログのコメントにありました。
2025年7月21日、キンミズヒキに黄色のアブラムシがいたので、もしかしたら、キンミズヒキフタマタアブラムシかもと思い、採集しましたが、角状管が黒一色で、キンミズヒキフタマタアブラムシでは無いようでした。キンミズヒキフタマタアブラムシは、角状管は淡色なので。
で、ワタアブラムシという結論についたのですが、ワタアブラムシは、高温時は黄色で小型の個体が多いそうです。
確定できてませんが、ワタアブラムシの可能性が高いかもです。
2025年7月11日、ススキの葉舌にいました。
角状管は基部の幅よりも短く、腹部の周辺毛は、後部節を除いて各節に5本あり、頭部の腹面には各側に5本の毛があり、触角は5節からなる。また、擬似感覚器はない。7番目の背部突起には6本の毛、8番目の背部突起には6本の毛がある。
ここから、ススキアブラムシではないかなと思いましたが、どうなんでしょう。
写真だと毛の様子は分かりにくいです... |
2025年7月4日、イネ科の一種の根にいた
Tetraneura 属は小型のアブラムシである。無翅型は1節性の跗節をもち、有翅型の前翅には単純で分岐のない中脈がある。触角第4節は通常、第5節よりもかなり短い。蝋腺板は存在する場合としない場合がある。
Tetraneura 属には約30種が知られており、そのうち少なくとも7種は、ニレ科(Ulmaceae)の葉に形成される虫こぶ(gall)と、イネ科(Poaceae)の根との間で寄主交替を行う。その他の種は、ニレまたはイネ科植物の根のいずれか一方からのみ記載されている。多くの種は有性世代を含む生活環をもつ。一次雌(fundatrix)は、葉の表面に柄のある袋状の赤・黄・緑色の虫こぶを形成する。Tetraneura 属のアブラムシはアリに保護されない。
2025年4月21日:学校周辺のミズキにいました。小規模コロニーがそれぞれ新芽に固まっていました。おそらく、2次寄主のイネ科の根に寄生していたものが、寄主転換したのだと思います。
2025年4月3日、駅で採集したハエです。
以前、「一寸のハエにも五分の大和魂・改」にて
「イエバエ科かハナバエ科だと思われます.ハナバエ科であることの確認点について,下記のサイトに解説がありますので,ご参考にして下さい.」
下記のサイトとは、「http://diptera.jp/usr/local/bin/perl/dipbbs/joyful.cgi?list=pickup&num=11865#11865」のことです。
ということで、今回は、そこにリンクされていた『田中和夫、「屋内害虫の同走法 : (2)双翅目の科の検索表」、家屋害虫 22, 95 (2000)』も活用しながら、同定してみようと思います。
イエバエ科かハナバエ科ということなので、まずは、ハナアブ科と仮定して、色々調べてみます。なお、素人がやっているので、間違っているところも多いと思いますのでそのつもりで見てください。
■有弁翅類について
中胸上後側板に翅下隆起がある
頬に髭棘毛が通常ある
触 角梗節背面に常に完全な縫合線がある
下覆片はしばしばよく発達し,上覆片より大きいことが多い
中胸盾板の横縫合線は完全なことが多い
田中氏の論文には翅下隆起と書いてありましたが、翅下瘤とは、同義のようです。
次に進みます。
54a.中胸亜基節に剛刺毛列はない,但し,列を為さない剛刺毛又は刺毛が散在す ることはある.亜小盾板は発達しない.
これは、上手く撮れませんでしたが、確認したところ、剛毛毛列は見当たらなかったのでいいと思います。
次に進みます。
翅脈です。左下の翅脈のところがおそらく、文献の「CuA+CuPと書いてあるCu融合脈が翅縁まで達している点」にあたると思います。
以上の点から、ハナバエ科のハナバエ亜科ではないでしょうか。
最後の項目、「特徴の少ないハエ」を見て、ちょっとツボリましたw
2025年4月10日:久々にカタビロアメンボを採ろうと思い、ビオトープに行くと、たくさんいました。そのうち、2匹を採集したので、ニッチェ・ライフの「日本のケシカタビロアメンボ亜科-最近の動向と採集・飼育について-」で同定してみました。
両者とも、体長は2㎜です。
2025年3月27日:コメツブツメクサ(マメ科シャジクソウ属の1年草)にいたアブラムシです。
2025年3月26日くらいに幼虫を見ていたので、コロニーを探しにもう一度、行ってみました。
2025年3月25日公園のケヤキ樹上にて撮影しました。
スバシッコイノデ、動画にしましたが、ピント調節が難しいです。
その辺は大目に見てください
2025年3月25日:散策道に結構、イロハモミジが植えられています。
先日トゥイッターで、イロハモミジのアブラムシ幼虫(おそらく越冬明け)の観察をされている方がおられましたので、自分のところでも探してみました。