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2024年11月22日金曜日

ヒラズオオアリ

アブラムシ採集ついでに枝ガチャをしていたら、アリのコロニーがあるであろう枝があったので、持ち帰って巣を調べてみました。

 女王アリがいくつかいたのと働きアリが結構出てきました。

 詳しい人によると、「ヒラズオオアリ」というアリだそうです。

ヒラズオオアリ( Colobopsis nipponicus ):本州南岸、四国、九州、小笠原諸島、琉球列島に分布します。

樹上性のアリで大型働きアリ(兵アリ)と小型働きアリの明瞭な2型を示します。

兵アリと女王アリの頭部前方は切断されたようになっており、兵アリはこの平になった頭部を使い内側から巣口を塞ぎ、他者の侵入を防ぎます。体長:大型働きアリ5mm、小型働きアリ2.5~3mm。

ワーカー
おそらく女王

 もう少しきれいな写真もまた撮影してきます

文献

2024年11月13日水曜日

ハヤシケアリ

 2024年11月12日のアリです。

 マツの朽木割りで1コロニー発見しました。女王が見つからなかったので、働きアリ1匹だけ持ち帰りました。

ハヤシケアリ( Lasius hayashi ):北海道、本州、四国、九州、屋久島に分布します。

               体長:2~4mm。




2024年11月11日月曜日

オオハリアリ

2024/09/14、シフティングで採集しました。

街中の公園にも普通に暮らしているアリです。

日本にも毒針を持ち刺すアリはたくさんいますが、刺されて痛みを感じるアリとしては、身近に数多く生息するため、このオオハリアリが最も刺されることが多いアリかもしれません。

といっても、普段物陰でひっそりと暮らしていて、驚くとすぐに逃げてしまいますし、まったく危険なアリではありません。

刺される時の多くは、誤って服の中に入ってしまったりしたときです。

結婚飛行の時期は女王が灯りに飛んできますので、そんなときに服の中に入り刺されてしまうことが多いです。



お尻の針、いたそうですね


 

チクシトゲアリ

チクシトゲアリ( Polyrhachis moesta ):関東以南の本州、四国、九州、琉球列島に分布します。樹上性で枯れ枝内に営巣します。体長:5~6mm。

下の写真は去年12月に撮影

 
朽木内の巣

多分、ハヤシクロヤマアリ

 多分、ハヤシクロヤマアリ

クロヤマアリよりもツヤツヤで、立毛も無さげに見えるということから、ハヤシクロヤマアリと判断しました。



2024年11月10日日曜日

アミメアリ

 アミメアリ( Pristomyrmex punctatus ):女王アリが存在せず、働きアリが産卵した卵から働きアリが生産され増殖します。稀にオスアリと単眼をもつ働きアリが発見されることがあります。体長:2.5mm。 

このアリもアブラムシ探しでよく見られます。



2024年11月4日月曜日

ケブカツヤオオアリ

先ほど公開したシリアゲアリの仲間と同じくクサギアブラムシと一緒にいました。

詳しい人からはケブカツヤオオアリかもしれないということだったので、?付きで投稿しました。


本州に分布し、林縁部の枯れ枝内に営巣する小型種だそうです。

体長:4.5~6mmで今回見つけたものは5㎜ほどでした。

変更があれば訂正します。

追記2024年11月6日

標本写真です。




文献

岐阜のアリ

シリアゲアリの仲間

アリとアブラムシは共生関係にあるというのは有名な話ですね。なので、当ブログもアリとアブラムシ両方扱っていこうと思います。

キイロシリアゲアリは先ほど公開したクサギアブラムシと共生していました。
クサギアブラムシと一緒にいる



 詳しい方によると、「パット見予想するにキイシリ(キイロシリアゲアリ)の野郎」とのことでした。

 ひとまず、タイトルはシリアゲアリの仲間にしておきます。

追記2024年11月6日

標本写真です。