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2024年11月21日木曜日

キクヒメヒゲナガアブラムシとヒラタアブの幼虫

 キク科植物についていたアブラムシとヒラタアブの幼虫です。

1,キクヒメヒゲナガアブラムシ Macrosiphoniella sanborni (Gillette)

キク科植物の花弁のすぐ下あたりに集中していました。
お尻を突き上げているのは、身を守るためなんでしょうか?
このアブラムシのついた植物を揺らすと、ぼろぼろと落ちていきます。
 振動を与えて、アブラムシを落として農作物保護をするという論文があった気がします。







2,ヒラタアブの幼虫   さきほど紹介した、キクヒメヒゲナガアブラムシを食べていました。

アブラムシを食べているところ

体がギザギザしてますね

2024年11月12日火曜日

スミレアブラムシ

 2024年11月12日、スミレの一種についていたアブラムシです。

 2024年11月15日

ダイスケさんにスミレアブラムシと教えていただきましたので、タイトルを変更しました。

 また標本写真は添付します。


有翅成虫は1個体のみ



2024年11月11日月曜日

サルトリイバラアブラムシ

 体色は暗緑色で中央は暗黄褐色。白いロウ質物で覆われる。

サルトリイバラの葉の裏にコロニーを作り、秋には有性世代が見られる。


 じーと見ているとマミーにしか見えません(笑)


 ピンセットで刺激すると動きます。


2024年11月18日 別のサルトリイバラにもいました











2024年11月10日日曜日

タケノアブラムシ Melanaphis bambusae

 タケノアブラムシ Melanaphis bambusae

一次寄主:ウシコロシ,カマツカ

二次寄主:アズマネザサ

 周年アズマネザサで過ごす系統もある。


丸っこい体形をしており、体色は暗緑色。

ロウ質白粉で覆われているが、覆われない部分がある為、特有の模様をしている。

角状管は黒色で短い。



6月3日 兵庫県

ヨモギヒメヒゲナガアブラムシ

 ヨモギヒメヒゲナガアブラムシ

学名:Macrosiphoniella yomogicola

ヨモギに付くヒメヒゲナガアブラムシ属の一種。

体色は、緑系と赤系の2タイプがある。

薄くロウ質白粉で覆われるが、腹部背甲中央付近は覆われない。

角状管と尾片は黒色で、ほぼ同じ長さ。

本種はアリを伴う。



2024年5月17日 兵庫県

ヒキオコシコブアブラムシ

ヒキオコシコブアブラムシ
Myzus siegesbeckiae Takahashi, 1965. 

無翅胎生雌虫:体長約1.5㎜。暗褐色。頭の両面にある微細突起は顕著。口吻末端節は後脚跗節第2節の1.45倍長。角状管は触角第3節の1.5倍で中央部わずかに細くなる。尾片は基部の幅の1.2倍長で暗褐色。
有翅胎生雌虫:体長約1.4㎜。

一次寄主:サクラ類
二次寄主:ヒキオコシ・ヤマハッカ

※綺麗な写真が無かったのでまた載せときます




虫こぶ

文献

2024年11月8日金曜日

ソラマメヒゲナガアブラムシ

 Megoura crassicauda

ソラマメ類に集まるヒゲナガアブラムシ。

体色は鮮やかな緑色に真っ赤な眼,脚・触角・角状管は黒色。

腹部後方の角状管と尾片の中間に1本の黒色の横帯がある。

本種は強い振動を感じると地面に落下して身を守る性質がある。


寄主植物は、ソラマメ類(カラスノエンドウ,ソラマメ,ハマエンドウ,イタチササゲ)などの汁

有翅成虫

20.IV.2024. 兵庫県


ヨモギクギケアブラムシ

 体色は淡黄白色~淡黄色、脚、角状管も同じ色をしている。触角は体長より長い。クギケアブラムシの仲間は体に生える毛の毛先が球状になっている。有翅型は黄色で、腹部背面に四角形の黒色の斑紋がある。

【分布】本州,他不明

【出現期】4~11月

【体長】2㎜






(7.IV.2024. 兵庫県)

2024年11月4日月曜日

クサギアブラムシでしょう

2024年11月4日、朝の散策でクサギの葉裏で発見しました。

おそらく、クサギアブラムシだと思います。

虫ナビには、「角状管は黒色で尾片は淡色。クサギの葉の裏の葉脈沿いに寄生し、寄生された葉は縮れる」 とありました。

 今回のクサギも先のほうがしなっていました。




2024年9月29日日曜日

ワタアブラムシ

ワタアブラムシ

一次寄主:ムクゲ類,ミカン類

二次寄主:ウリ類,ナス類

 多食性のアブラムシ。

無翅型の体色は黄色,暗赤色,暗緑色,黒色で、体色の変異は寄主植物の影響を受けている。

角状管は黒色、尾片は淡色。触角は白色で、先端付近は暗色。

幼虫の時期は、黄色で大きくなるにつれて暗い色になっていく。

有翅型の幼虫はロウ状白粉で薄く覆われる。

食草が多いので、比較的よく見かけるアブラムシで、世界中に分布している。

 チチコグサにいたアブラムシです。2024年9月29日


色々と難しいところですが、おそらくこれでしょう。


ユリの個体
ダイスケさんに教えていただきました。
「本種の体色は黒色から黄色まで変異があり、黄色型では小型になる傾向があります。」とのことでした。





アレチヌスビトハギの個体




2024年9月27日金曜日

ススキアブラムシ

 ススキにいたアブラムシです。2024年9月27日


タイワンススキとか色々似ているのでいますが、おそらくこれでしょう。

2024年9月18日水曜日

ハゼアブラムシ

ナンキンハゼについてました。かなり大きなコロニーになります。


以下、解説
多食性のアブラムシ。
体色は赤褐色~暗褐色まで個体差がある。
角状管と尾片は暗色で、短め。尾片は角状管よりも長い。
春は、ヌルデやハゼに、初夏はサンゴジュやトベラに多いとされる。
また、本種は多食性の為、寄主植物によって別種として扱われていてその後シノニムとなったケースも多く、無翅型の写真のカラスザンショウにいる本種は、カラスザンショアブラムシ(Arimakia somei)とされていた。
体色も寄主植物の影響も受けるようで、同定を困難にさせている一因となっているようだ。

 2024年9月19日、シタベニハゴロモ調査で、カラスザンショウを見て回っていた際に見つけました。



ナンキンハゼの個体と体色が大きく違いますが、本種は、ホストによって体色に大きな変異があるようです。

 大体は、角状管と尾片は暗色で、短めであること、尾片は角状管よりも長いことで見分けられます。


2024年9月6日金曜日

ユキヤナギアブラムシ(Aphis spiraecola Patch)

 

ユキヤナギアブラムシ(Aphis spiraecola Patch)

イタドリに普通にみられます。

多種多様な植物につくようで、イタドリにもつくようです。
サムネ

無翅成虫


有翅成虫   イタドリを吸汁している



(兵庫県竜野市新宮町光都)