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2024年11月13日水曜日

クヌギトゲマダラアブラムシ

 2024年11月13日、クヌギ葉裏にいました。

 1匹のみでいました。

 クヌギやコナラに集まる黄色いトゲマダラアブラムシ。

体色は黄緑色~黄白色で、胸部から腹部の背面に2列で指状突起が並ぶ。

触角は白地に黒い斑紋がある。

本種と酷似した同属のカシワトゲマダラアブラムシ(Tuberculatus yokoyamai)がいるが、前胸背板の指状突起は1対のみ(本種では2対)の他、指状突起の長さなどの違いから同定できる。


2024年11月15日

ダイスケさんから指摘があったので、付け加えます。

「このサンプル、実は卵生雌でして背面に突起はほとんどありません。一方、本種の一般的な姿である有翅胎生雌成虫では背中に対になった指状突起を有します。」


2024年11月13日12時44分

体の模様が明確に表れていました。

クヌギトゲマダラアブラムシで間違いないと思います。








2024年11月14日 標本写真追加




13.XI.2024. 兵庫県

2024年11月10日日曜日

タケヒゲマダラアブラムシ Takecallis arundicolens

タケヒゲマダラアブラムシ Takecallis arundicolens

タケ科 メダケ属,マダケ属,ササ属(アズマネザサ,クマイザサ,クマザサなど)の汁

 幼虫も同様。

ササ類に付くマダラアブラムシ。

体色は淡黄色で、腹部先端にある尾片は黒色。

胎生雌は有翅型のみ、卵生雌は無翅型だが有翅型に似ているという。

ササ類の葉の裏に見られる。




 2023年12月17日 兵庫県

2024年10月28日月曜日

カバイロトゲマダラアブラムシ

追記 2024年11月3日 

ダイスケさんに教えていただきました。

「有翅成虫の腹部背面に見られる突起が黒色なので、カバイロトゲマダラアブラムシTuberculatus (Acanthotuberculatus) indicusあたりだと思います。クヌギトゲマダラアブラムシT. (Orientuberculoides) capitatusでは、その突起が体とほぼ同色です。」

とのことでした。

ラベルは不明種のままにしておきます

2024年10月28日、コナラについていたアブラムシです。

有翅になるであろう幼虫?

有翅成虫です。

マミーもありましたが、同じなのかはわかりません

幼虫 別視点

 虫ナビにあったクヌギトゲマダラアブラムシに似ていたのですが、自信がないので、種の同定は後にします。

分かり次第、追記します。

2024年10月21日月曜日

クリヒゲマダラアブラムシTuberculatus kuricola

  栗の葉裏をめくった際に1匹の有翅成虫を発見しました。

 

特徴的な翅です

 虫ナビでは、「生息密度が高くなると翅が退化した有翅型(短翅型)が見られるが、胎生♀では無翅型はいない。秋には有性世代が出現し、♀は卵生の無翅型、♂は有翅型となる。♂は暗灰褐色、♀は胎生♀より大型で黒褐色をしている。」とありました。

 近くにコロニーがないかまた探してみます

 

2024年9月21日土曜日

ケヤキブチアブラムシ

 2024年9月21日、ケヤキのスイーピングで採集したアブラムシです。



採れたもののほとんどは、有翅でした。
虫ナビには、「胎生雌は有翅型のみで、無翅型は出現しない。」とありました。

また、頭部から前胸背にかけて中央と左右に縦筋が見られる。腹部は、暗褐色の小突起がある。
全体的に淡黄色で、角状管と尾片も同色。触角は短め。という特徴から、ケヤキブチアブラムシで良い気がします。

2024年9月6日金曜日

エノキにいたヤシャブシトゲマダラアブラムシ

    ヤシャブシトゲマダラアブラムシ


エノキから得られましたが、多分、偶産種かなと思います。

ハンノキ類に集まるトゲマダラアブラムシ。 体色は淡褐色で腹部両側は黒褐色。 前胸部背面に1本、腹部背面の各腹節に指状突起が並ぶ。 翅の先端付近の帯状の黒い紋も特徴的である。 ハンノキ類の葉の裏に寄生し、コロニーは作らないと思われる。

マキシンハアブラムシ

 

マキシンハアブラムシ

2024年7月3日、イヌマキの葉の裏にいたアブラムシです。

成虫が1.5mm、生まれたばかりの幼虫が0.7mmくらいの体長です。







 イヌマキのところによくいます

(2024年7月3日 兵庫県赤穂市)