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2025年5月13日火曜日

近所の公園のシラカシのケクダアブラムシ亜科の一種

更新中。しばらくお待ちください

 2025年5月10日:近所の公園のシラカシの新芽付近にコロニーをつくっていたケクダアブラムシ亜科の一種を採ってきました。


生体写真です

まず、C_HOSTS_AAIntro – ブラックマンとイーストトップの世界の植物につくアブラムシ」で、シラカシのアブラムシを調べました。


 この中でケクダアブラムシ亜科にあたるものは、「Greenidea属の」クワナケクダアブラムシ Greenidea kuwanaiと、Greenidea nigraの2種のようです。

 マテバシイケクダアブラムシなどが含まれるEutrichosiphumもケクダアブラムシ亜科ですが、このシラカシのリストにはありませんでしたので、今回は外して、クワナケクダアブラムシ Greenidea kuwanaiと、Greenidea nigraから絞り込みしてみようと思います。


 次に、こちらのサイト情報を翻訳しました。



2025年5月3日土曜日

アラカシのGreenidea nigra

 2025年5月3日:アラカシのひこばえにいました。おちゃたてむしさんのブログに、Greenidea nigraに関する投稿がありました。

掲載写真の個体、角状管が1つ欠損しています。これは、発見した時点でありませんでした。

 そこに、「アラカシをホストにしているのは Greenidea nigra 」というのが記されていました。おちゃたてむしさんは、以前、杉本さんというアブラムシの有力な専門家から教わっているということと、その投稿がかなり最近であることから、この情報は正しいと判断しました。

 念のため、?付きのタイトルにしておきます。

 2025年5月26日:生体写真追加しました

2025年5月26日撮影




2025年3月18日火曜日

前のマテバシイのケクダアブラムシの同定について

また、再度寄主植物について調べてみたところ、スダジイでした。

①「Blackman & Eastop's Aphids on the World's Plants」より

:よく発達した脚と触角を持つ通常のアブラムシの形の無翅目。角状管は、長い毛が密集した円錐台または管状体のいずれか。楕円形または横に長い鼻翼を持つ翼状の触角。

12:角状管は毛の生えた管状または広い扁平な毛の生えた円錐状。尾柄部は長さより幅が広く,肛門板は全体的に丸い。前胸背板1と2には突起がない。(前伸腹節または鋸歯状節)

14:正中乳頭のない尾部。網状構造のない角状管。

17:無翅虫触角は5節または6節で、ANT PT/BASEは0.7以上である。

18:後脛骨には鳴骨隆起がない。体は長楕円形。

24:腹部の背板は棘状。第一の足根節には7本の毛がある

27:暗い色。 角状管全体が黒色。・・・コケクダアブラムシEutrichosiphum pasaniae


②「虫ナビ」より

コケクダアブラムシ:淡褐色から暗褐色の斑紋があり、やや緑味を帯びる。



















2025年2月15日土曜日

ケクダアブラムシ亜科の一種 2024年12月24日上郡町

 2024年12月24日に採集したアブラムシです。

寄主植物:マテバシイ

寄生部位:ひこばえ上部


今回の種について

液浸標本個体

マテバシイ上の個体①

マテバシイ上の個体②

マテバシイ上の個体③

採集した有翅成虫

■標本





















2024年11月26日火曜日

マテバシイにいたケクダアブラムシの一種

 以前、マテバシイについたアブラムシを見つけていて、はじめはマテバシイケクダアブラムシとしていたのですが、調べてみると、

「微細な形質が多く、顕微鏡なしでEutrichosiphum属の確定を行うのは、どうにも難しそうです。既往の知見から一番可能性の高い種を絞ることで、その記載文や図と照らし合わせて矛盾がなければほぼ確定、ということになります。ただし、知見の集積が少ないものや、多種が寄生する植物では、絞り込みを間違える可能性があります。」

とありました。 

 この写真の個体のサンプルを採集していなかったので、また採っておきます。



2024年11月8日金曜日

カシケクダアブラムシ

 Allotrichosiphum kashicola (Kurisaki)

カシに寄生する

観察記録が一回のみなので、また調べておきます。



 28.IV.2024. 兵庫県