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2025年3月18日火曜日

前のマテバシイのケクダアブラムシの同定について

また、再度寄主植物について調べてみたところ、スダジイでした。

①「Blackman & Eastop's Aphids on the World's Plants」より

:よく発達した脚と触角を持つ通常のアブラムシの形の無翅目。角状管は、長い毛が密集した円錐台または管状体のいずれか。楕円形または横に長い鼻翼を持つ翼状の触角。

12:角状管は毛の生えた管状または広い扁平な毛の生えた円錐状。尾柄部は長さより幅が広く,肛門板は全体的に丸い。前胸背板1と2には突起がない。(前伸腹節または鋸歯状節)

14:正中乳頭のない尾部。網状構造のない角状管。

17:無翅虫触角は5節または6節で、ANT PT/BASEは0.7以上である。

18:後脛骨には鳴骨隆起がない。体は長楕円形。

24:腹部の背板は棘状。第一の足根節には7本の毛がある

27:暗い色。 角状管全体が黒色。・・・コケクダアブラムシEutrichosiphum pasaniae


②「虫ナビ」より

コケクダアブラムシ:淡褐色から暗褐色の斑紋があり、やや緑味を帯びる。



















2025年2月15日土曜日

ケクダアブラムシ亜科の一種 2024年12月24日上郡町

 2024年12月24日に採集したアブラムシです。

寄主植物:マテバシイ

寄生部位:ひこばえ上部


今回の種について

液浸標本個体

マテバシイ上の個体①

マテバシイ上の個体②

マテバシイ上の個体③

採集した有翅成虫

■標本





















2024年11月26日火曜日

マテバシイにいたケクダアブラムシの一種

 以前、マテバシイについたアブラムシを見つけていて、はじめはマテバシイケクダアブラムシとしていたのですが、調べてみると、

「微細な形質が多く、顕微鏡なしでEutrichosiphum属の確定を行うのは、どうにも難しそうです。既往の知見から一番可能性の高い種を絞ることで、その記載文や図と照らし合わせて矛盾がなければほぼ確定、ということになります。ただし、知見の集積が少ないものや、多種が寄生する植物では、絞り込みを間違える可能性があります。」

とありました。 

 この写真の個体のサンプルを採集していなかったので、また採っておきます。



2024年11月8日金曜日

カシケクダアブラムシ

 Allotrichosiphum kashicola (Kurisaki)

カシに寄生する

観察記録が一回のみなので、また調べておきます。



 28.IV.2024. 兵庫県