2024年12月21日土曜日

アオキコナジラミ Aleuroclava aucubae (Kuwana, 1911)

 アオキコナジラミ属の中でも極めて広食性であり、ありふれたコナジラミです。

 以下の写真のように、上のほうはかくかくしていて、白いロウがはっきり出ているのは間違いないと思います。あとは、標本を作って検鏡し他方がいいと思います・・・

ヒイラギの個体
アセビの個体

2024年12月20日金曜日

ホトケノザクギケアブラムシ

今の名前:ホトケノザクギケアブラムシ←こっち使う

シノニム:ハナトラノオコブアブラムシ

 2024年12月20日、道端のホトケノザ(シソ科)についていたアブラムシです。

 

2025年4月8日 観察








2024年12月20日 兵庫県

2024年12月18日水曜日

アラカシのムネアブラ属の一種

 2024年12月16日、後輩から、「アラカシの葉裏についていた」とこのサンプルの写真を頂きました。

 ただでさえ、ムネアブラムシの既知種が少ないうえに、僕も見たことがない形質


 何か分かれば、追記します



2024年12月16日月曜日

ユリノキヒゲナガアブラムシ Illinoia liriodendri (Monell)

  2024年12月16日 ユリノキの枝で発見。

 きわめて大型のアブラムシでロウ質の白粉をまとう.寄主転換せずユリノキのみで生活する.北米原産の侵入害虫で,日本では1997年に横浜で初めて確認された.関東各地など分布は拡大している.

形態:

無翅胎生雌虫の体長約2.5mm.緑~淡黄緑色だが,無翅虫はロウ質白色粉をまとうので白く見える.無翅雌虫の触角は基部から3節目より先は黒色,脚部は跗節が黒になるがそれ以外は体色と同じ.触角は体長の1.2~1.6倍.



 追記2024年12月19日:写真追加

幼虫 2024年12月19日 兵庫県

幼虫 2024年12月19日 兵庫県

成虫? 2024年12月19日 兵庫県

集合して越冬 2024年12月19日 兵庫県

マミー(死骸) 2024年12月19日 兵庫県

成虫(下)と幼虫(上) 2024年12月19日 兵庫県


 追記2024年12月16日22時09分:出産していた 






2024年12月16日 兵庫県上郡町

クロトゲマダラアブラムシ Tuberculatus stigmatus

2024年12月16日、コナラの葉がわずかに残っており、その葉にヤノイスアブラムシと一緒にいました。

コナラなどの葉に集まる。

角状管は短めで切断したように途切れる。

腹部前方の腹節に3対の黒色の棘があり、棘は前方から順に長くなる。

脚は前脚・中脚は淡色、後脚は黒い。

幼虫は黄色で中心部に紫色の縦帯が見られる。



2024年12月16日 上郡町

2024年12月15日日曜日

ヨツボシオオアリ Camponotus quadrinotatus

ササをスイーピングした際に発見しました。

「日本産アリ類画像データベース」を参考にして同定したところ、「体は黒色で,前胸は多少とも褐色味を帯びる場合が多い。腹部第1,第2節背板にはそれぞれ一対の黄色の円紋がある。胸部背縁にくびれはなく,腹柄節には立毛を備える。」という特徴から、ヨツボシオオアリ Camponotus quadrinotatusと同定しました。


毛も生えてます

文献

日本産アリ類画像データベースhttp://ant.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F80914.html

2024年12月15日 兵庫県赤穂市雄鷹台山
 

ヒメヨコバイの仲間?

 2024年12月15日、庭でヨモギを漁っていた際にぴょこっと出てきたところを捕まえました。

 同定は、交尾器見たほうがいいかな




2024年12月13日金曜日

エゾナガウンカ Stenocranus matsumurai

ずっと気になっていた大きい湿地で採集しました。 

数は多かったです。

大きさ (翅端まで) 4.5-5mm

見られる時期 4-11月

分布 北海道・本州・四国・九州

淡褐色で、頭部から胸部にかけての背面中央部に白い帯を持つウンカ。色彩変異があり、翅に黒色部を持つものもいる。

水辺で見られ、ヨシ(アシ)に付く




2024年12月12日 兵庫県

2024年12月12日木曜日

ウバメガシアブラムシQuadrartus agrifoliae (Ferris)

 追記:タイトル表記が誤ってましたので、修正しました。また、学名の「Quadrartus agrifoliae (Ferris)」というのは、 Atarsaphis quercus Takahashi から変更されたらしいです。 文献→https://blog.tamagaro.net/?p=1746&cpage=1

前に近所の公園にあるウバメガシの植込みで見つけました。

 かなり小さめです。

マクロレンズを付けたほうがいいようです

 顕微鏡下でも見てみました。

ちゃんと足が確認できますね。

2024年12月11日 兵庫県

2024年12月8日日曜日

クロガケジグモBadumna insignis (L.Koch 1872)

本種はオーストラリアやニュージーランドに分布する種であり、日本国においては1960年代に侵入した外来種として認識されている(Yaginuma 1967)。


2023年12月

 

アワダチソウグンバイ

今日は寒いので、セイタカアワダチソウにいたアワダチソウグンバイを撮影しようと思い、採集してきました。 

かっこいいですね

腹側 黄色いのはセイタカアワダチソウの花粉かな?


いとうつくしきもの

 

チャバネセセリPelopidas mathias

ええやろ~

ビワの花

こっちもええなあ

2024年12月7日土曜日

エノキワタアブラムシ

最近追加したアブラムシリストの更新が先か記事が先か悩みましたが、記事優先で進めさせていただきます。リストはちょっとずつ……

このアブラムシは、2024年8月観察のものです。
エノキに集まる綿だらけのアブラムシ。無翅型・有翅型共に多量の綿毛状ワックスで覆われる。触角は白色に黒色の斑紋がある。翅は翅脈沿いに黒く縁取られる。

大きなコロニーを形成していました。

有翅成虫



兵庫県

ハリブトシリアゲアリ Crematogaster matsumurai

 ハリブトシリアゲアリ( Crematogaster matsumurai ):樹上の枯れ枝に営巣します。体長:2~2.5mm。



ウメマツオオアリ

追記 2024年12月23日

iNaturalistで、ウメマツオオアリと教わったので訂正します。

  過去に見つけていたもので、投稿してなかったので、投稿します。

ウメマツオオアリ亜属Myrmamblysの1種で、体長5〜6 mm。体色は黒色で脚は黒褐色,前胸は褐色がかる場合が多い。前伸腹節背縁に明瞭なへこみを持つ。腹柄節は厚く,側方から見て前後に対称な逆U字型を示す。



文献
日本産アリ類画像データベース http://ant.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F80919.html

兵庫県上郡町