体色は淡黄白色~淡黄色、脚、角状管も同じ色をしている。触角は体長より長い。クギケアブラムシの仲間は体に生える毛の毛先が球状になっている。有翅型は黄色で、腹部背面に四角形の黒色の斑紋がある。
【分布】本州,他不明
【出現期】4~11月
【体長】2㎜
兵庫県赤穂市雄鷹台山のを中心に色んな生き物を観察しています。 メインはアブラムシです。 随時更新予定です。画像の無断転載・利用は禁止します。 また、標本の譲渡・ここにコメントなどもお断りします
体色は淡黄白色~淡黄色、脚、角状管も同じ色をしている。触角は体長より長い。クギケアブラムシの仲間は体に生える毛の毛先が球状になっている。有翅型は黄色で、腹部背面に四角形の黒色の斑紋がある。
【分布】本州,他不明
【出現期】4~11月
【体長】2㎜
先ほど公開したシリアゲアリの仲間と同じくクサギアブラムシと一緒にいました。
詳しい人からはケブカツヤオオアリかもしれないということだったので、?付きで投稿しました。
本州に分布し、林縁部の枯れ枝内に営巣する小型種だそうです。
体長:4.5~6mmで今回見つけたものは5㎜ほどでした。
変更があれば訂正します。
追記2024年11月6日
標本写真です。
文献
クサギアブラムシと一緒にいる |
2024年11月4日、朝の散策でクサギの葉裏で発見しました。
おそらく、クサギアブラムシだと思います。
虫ナビには、「角状管は黒色で尾片は淡色。クサギの葉の裏の葉脈沿いに寄生し、寄生された葉は縮れる」 とありました。
今回のクサギも先のほうがしなっていました。
追記2024年11月4日
ダイスケさんに教えていただきました。「これはまだ幼虫なので、はっきりとしたことが言えません」とのことでした。
また成虫を探してみます。
ヤマハンノキにいたアブラムシです。
有翅の幼虫に見えます |
こちらのブログにあった記述に「Pterocallis (Recticallis) nigrostriata (Shinji)」とあったのですが、断定はできないですね……
何かわかれば追記します
2024年10月28日、 ボタンヅルワタムシを後輩が発見し、その半分をもらいました。
ボタンヅルワタムシには、兵隊アブラムシという、前脚が大きく発達したかっこいい形態が知られており、私自身はいつか見てみたいなと思ってます。
そこですこし探してみました
2024年11月14日 兵隊発見
この脚の太さは間違いないですね 生きているときはここ(右の写真の赤丸)に混じっていたようです。 |
標本 |
上は通常個体の標本です。
大量にいました
ボタンヅルです |
観察の際に撮影した写真です。
一応、このアブラムシの採集地は場所は把握済みなので、また行ってみます。
文献
追記 2024年11月3日
ダイスケさんに教えていただきました。
「有翅成虫の腹部背面に見られる突起が黒色なので、カバイロトゲマダラアブラムシTuberculatus (Acanthotuberculatus) indicusあたりだと思います。クヌギトゲマダラアブラムシT. (Orientuberculoides) capitatusでは、その突起が体とほぼ同色です。」
とのことでした。
ラベルは不明種のままにしておきます
2024年10月28日、コナラについていたアブラムシです。
有翅になるであろう幼虫? |
有翅成虫です。 |
マミーもありましたが、同じなのかはわかりません |
幼虫 別視点 |
虫ナビにあったクヌギトゲマダラアブラムシに似ていたのですが、自信がないので、種の同定は後にします。
分かり次第、追記します。
2024年10月26日、タンポポの根際のアブラムシです。
暗緑色のまだら模様で、粉はまっていない。その嘴節は暗色で、尾部は暗褐色である。第 6 触角節の末端突起は、その節の基部の長さの 2.1 ~ 2.8 倍である。腹部の硬皮模様は、暗色の節間筋小板と第 7 ~ 8背節を横切る小さな縁部および嘴節後部の小板で顕著なものから、暗色色素がほとんどまったくないものまで様々である。腹部の縁部結節はかなり大きく目立っており、脚の毛は短く、すべての大腿毛は後脛骨の最小幅よりも短い。
タンポポアブラムシは、タンポポ属の植物の根元やロゼット葉の下に生息し、主に乾燥した日当たりの良い場所で、植物の生育が低いかまばらな場所に生息します。Aphis taraxacicolaは通常アリに監視され、アリは土壌粒子でコロニーを覆います。交尾は行わず、有性生殖型は秋に見られます。イギリス全土、その他のヨーロッパ、シベリアに生息し、カナダと日本でも記録があります
生体写真 |
以下、標本です
標本 キッチン泡ハイターに5分漬けた |
文献
2024年10月24日、クヌギの葉の裏についていたものです。
形態的にヒラタアブラムシ亜科ムネアブラムシ族の何かっぽいです。
ヤノイスアブラムシの一次寄主はイスノキで、二次寄主がコナラ,ミズナラのようなので、もしかしたら、ヤノイスかもです。
変更があれば、追記等します
2024年10月24日21時16分
標本写真です。
2024年11月11日
別地点で、1コロニー確認しました。
画面中央:有翅成虫 |
栗の葉裏をめくった際に1匹の有翅成虫を発見しました。
![]() |
特徴的な翅です |
虫ナビでは、「生息密度が高くなると翅が退化した有翅型(短翅型)が見られるが、胎生♀では無翅型はいない。秋には有性世代が出現し、♀は卵生の無翅型、♂は有翅型となる。♂は暗灰褐色、♀は胎生♀より大型で黒褐色をしている。」とありました。
近くにコロニーがないかまた探してみます
2024年10月11日、帰宅途中に目に留まったメヒシバに少数のコロニー?がありました。
メヒシバの穂の部分にいました |
以前下記のブログに投稿していたアブラムシです。
このブログ載せたアブラムシは、ハリエンジュアブラムシではないかと思います。
フジに群がる 27.VIII.2023. |
色々と調べてみましたが、ニセアカシア(ハリエンジュ)につく、アブラムシでいい気がします。
本種は特徴的な形態をしているので、近縁種もなさそうです。
公園のフジにいたのですが、ニセアカシア(ハリエンジュ)もフジもマメ科です。
最近は、あまり見かけないのでまた探します