2024年12月27日金曜日

Hyperomyzus属の一種

自信がないので上位分類にします


長さが分かるように目盛りの入ったプレパラートで、標本にして、Hyperomyzus lactucaeとHyperomyzus carduellinusを比べてみました。

 標本にしてみると、角状管のふくらみ等は、そこまで大きくはなかったことなどの特徴や、文献の標本写真などを隅々まで見ていく中で「Hyperomyzus carduellinus」ではないかと思います


 標本写真は近日中に掲載できればいいなと思います。


 今はとりあえず、生体写真などのみです。








トゲマダラアブラムシ属の一種( Tuberculatus sp. )

追記 これは原色図鑑でトゲマダラアブラムシ属の一種( Tuberculatus sp. )とされているものだそうです。また少し調べてみます。

2024年12月25日、ウバメガシにいた幼虫(有翅)を採集し、飼育していたところ、その翌日2024年12月26日に成虫になりました。

 分類は、マダラアブラムシ亜科ではないかと思います。

 分かり次第追記します。

発見時の幼虫


成虫写真






2024年12月22日日曜日

ニタイケアブラムシ属の一種の越夏型幼虫

 少し前に、近所の公園のカエデの一種についていたものです。

 なんか自分だけ、越夏型幼虫を越冬型幼虫と勘違いしておりました。(ダイスケさんからのご指摘で気づきました)

 簡易顕微鏡下で撮影したので画質がやや悪いかもですが、ご了承ください。




2024年7月22日 兵庫県

?ヒラタアブの仲間?

2024年12月20日、部屋の中を飛んでいた一匹のハエを採集しました。

全然分からないのですが、ヒラタアブ系のような気がしなくもないです。

分かれば追記します。





 2024年12月22日 兵庫県

2024年12月21日土曜日

イヌツゲクビレコナジラミ Aleuroclava hikosanensis (Takahashi, 1938)

 こちらのコナジラミは、アオキコナジラミと同様に広食性であります。

 特徴的な形質なので、混同されることは少ないと思います。

 2025年3月7日:コナジラミ写真集には、アワブキに寄生する近似種が掲載されています。

 Aleurotuberculatus hikosanensis Takahashi, 1938とJapaneyrodes hikkosanensis (Takahashi, 1938)がシノニムです。


ヒサカキの個体


上郡町 イヌツゲの個体

 

アオキコナジラミ Aleuroclava aucubae (Kuwana, 1911)

 アオキコナジラミ属の中でも極めて広食性であり、ありふれたコナジラミです。

 以下の写真のように、上のほうはかくかくしていて、白いロウがはっきり出ているのは間違いないと思います。あとは、標本を作って検鏡し他方がいいと思います・・・

ヒイラギの個体
アセビの個体

2024年12月20日金曜日

ホトケノザクギケアブラムシ

今の名前:ホトケノザクギケアブラムシ←こっち使う

シノニム:ハナトラノオコブアブラムシ

 2024年12月20日、道端のホトケノザ(シソ科)についていたアブラムシです。

 








2024年12月20日 兵庫県

2024年12月18日水曜日

アラカシのムネアブラ属の一種

 2024年12月16日、後輩から、「アラカシの葉裏についていた」とこのサンプルの写真を頂きました。

 ただでさえ、ムネアブラムシの既知種が少ないうえに、僕も見たことがない形質


 何か分かれば、追記します



2024年12月16日月曜日

ユリノキヒゲナガアブラムシ Illinoia liriodendri (Monell)

  2024年12月16日 ユリノキの枝で発見。

 きわめて大型のアブラムシでロウ質の白粉をまとう.寄主転換せずユリノキのみで生活する.北米原産の侵入害虫で,日本では1997年に横浜で初めて確認された.関東各地など分布は拡大している.

形態:

無翅胎生雌虫の体長約2.5mm.緑~淡黄緑色だが,無翅虫はロウ質白色粉をまとうので白く見える.無翅雌虫の触角は基部から3節目より先は黒色,脚部は跗節が黒になるがそれ以外は体色と同じ.触角は体長の1.2~1.6倍.



 追記2024年12月19日:写真追加

幼虫 2024年12月19日 兵庫県

幼虫 2024年12月19日 兵庫県

成虫? 2024年12月19日 兵庫県

集合して越冬 2024年12月19日 兵庫県

マミー(死骸) 2024年12月19日 兵庫県

成虫(下)と幼虫(上) 2024年12月19日 兵庫県


 追記2024年12月16日22時09分:出産していた 






2024年12月16日 兵庫県上郡町

クロトゲマダラアブラムシ Tuberculatus stigmatus

2024年12月16日、コナラの葉がわずかに残っており、その葉にヤノイスアブラムシと一緒にいました。

コナラなどの葉に集まる。

角状管は短めで切断したように途切れる。

腹部前方の腹節に3対の黒色の棘があり、棘は前方から順に長くなる。

脚は前脚・中脚は淡色、後脚は黒い。

幼虫は黄色で中心部に紫色の縦帯が見られる。



2024年12月16日 上郡町