2024年12月15日日曜日

ヨツボシオオアリ Camponotus quadrinotatus

ササをスイーピングした際に発見しました。

「日本産アリ類画像データベース」を参考にして同定したところ、「体は黒色で,前胸は多少とも褐色味を帯びる場合が多い。腹部第1,第2節背板にはそれぞれ一対の黄色の円紋がある。胸部背縁にくびれはなく,腹柄節には立毛を備える。」という特徴から、ヨツボシオオアリ Camponotus quadrinotatusと同定しました。


毛も生えてます

文献

日本産アリ類画像データベースhttp://ant.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F80914.html

2024年12月15日 兵庫県赤穂市雄鷹台山
 

ヒメヨコバイの仲間?

 2024年12月15日、庭でヨモギを漁っていた際にぴょこっと出てきたところを捕まえました。

 同定は、交尾器見たほうがいいかな




2024年12月13日金曜日

エゾナガウンカ Stenocranus matsumurai

ずっと気になっていた大きい湿地で採集しました。 

数は多かったです。

大きさ (翅端まで) 4.5-5mm

見られる時期 4-11月

分布 北海道・本州・四国・九州

淡褐色で、頭部から胸部にかけての背面中央部に白い帯を持つウンカ。色彩変異があり、翅に黒色部を持つものもいる。

水辺で見られ、ヨシ(アシ)に付く




2024年12月12日 兵庫県

2024年12月12日木曜日

ウバメガシアブラムシQuadrartus agrifoliae (Ferris)

 追記:タイトル表記が誤ってましたので、修正しました。また、学名の「Quadrartus agrifoliae (Ferris)」というのは、 Atarsaphis quercus Takahashi から変更されたらしいです。 文献→https://blog.tamagaro.net/?p=1746&cpage=1

前に近所の公園にあるウバメガシの植込みで見つけました。

 かなり小さめです。

マクロレンズを付けたほうがいいようです

 顕微鏡下でも見てみました。

ちゃんと足が確認できますね。

2024年12月11日 兵庫県

2024年12月8日日曜日

クロガケジグモBadumna insignis (L.Koch 1872)

本種はオーストラリアやニュージーランドに分布する種であり、日本国においては1960年代に侵入した外来種として認識されている(Yaginuma 1967)。


2023年12月

 

アワダチソウグンバイ

今日は寒いので、セイタカアワダチソウにいたアワダチソウグンバイを撮影しようと思い、採集してきました。 

かっこいいですね

腹側 黄色いのはセイタカアワダチソウの花粉かな?


いとうつくしきもの

 

チャバネセセリPelopidas mathias

ええやろ~

ビワの花

こっちもええなあ

2024年12月7日土曜日

エノキワタアブラムシ

最近追加したアブラムシリストの更新が先か記事が先か悩みましたが、記事優先で進めさせていただきます。リストはちょっとずつ……

このアブラムシは、2024年8月観察のものです。
エノキに集まる綿だらけのアブラムシ。無翅型・有翅型共に多量の綿毛状ワックスで覆われる。触角は白色に黒色の斑紋がある。翅は翅脈沿いに黒く縁取られる。

大きなコロニーを形成していました。

有翅成虫



兵庫県

ハリブトシリアゲアリ Crematogaster matsumurai

 ハリブトシリアゲアリ( Crematogaster matsumurai ):樹上の枯れ枝に営巣します。体長:2~2.5mm。



ウメマツオオアリ

追記 2024年12月23日

iNaturalistで、ウメマツオオアリと教わったので訂正します。

  過去に見つけていたもので、投稿してなかったので、投稿します。

ウメマツオオアリ亜属Myrmamblysの1種で、体長5〜6 mm。体色は黒色で脚は黒褐色,前胸は褐色がかる場合が多い。前伸腹節背縁に明瞭なへこみを持つ。腹柄節は厚く,側方から見て前後に対称な逆U字型を示す。



文献
日本産アリ類画像データベース http://ant.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F80919.html

兵庫県上郡町

ミミズクの抜け殻

2024年12月6日、ツツジの低木にありました。

ミミズクの抜け殻だと思います。

背景は、ピアノです。黒バック写真も撮影しやすいです👍


頭部

腹部 綺麗に残ってますね



 

2024年12月6日金曜日

イヅツグモ

追記
イヅツグモとして同定しました。

以前採集していたクモです。

多分、イヅツグモ科あたりなんじゃないかなと思うんですけども、確定できないことと、文献探しできてないことから、一旦不明種としておいておきます。

採集データ
2024年12月3日 兵庫県上郡町某所

 
オスのようです メスでした

触肢です



以下、生きているときの写真です。少し見にくくてすいません




ヤブニッケイシロカイガラムシ

 ヤブニッケイにコロニーを形成していました。

こちらのブログにあった写真の個体と同じであると思われます。

ムシが好きでない方からすると、虫だとは思わないでしょうね…



2024年12月6日 兵庫県

2024年12月3日火曜日

ウスタビガ

  庭にいたものを採集しました。

 この時期になると出てくる蛾です。非常にモフモフしていて、可愛いとTwitter上でも人気です。

顔 触角は歯間ブラシのようです。

斜め前から見たところ

翅を開いたところ

2024年12月3日 兵庫県

【改題】ケブカアメイロアリ

追記 2024年12月23日

iNaturalistにて、ケブカアメイロアリと教わりました。こちらの種も南方系で、定期的な分布調査は必要らしいので、改めて、きべりはむしに送りました。

追記 2024年12月4日

 兵庫県NPO法人こどもとむしの会の会誌『きべりはむし』の編集部に短報データとして、お送りしました。 論文は今月末に一般公開となります。 今後の情報が入り次第、改めて追記します。 

昨日、駅で見つけたアリです。駅の待合室のドアは固定されてて、その隙間に巣があるのかなと思います。

 というのも、少し前に大量のワーカーを見たので…

体長2.5-3 mm。体は褐色から黒褐色で,腹部は黒色味が強い。大あごに6歯をもつ。触角柄節はやや長く,その長さの3割程度が頭部後縁を越える.柄節は立毛を多数もつ。前・中胸背板に6対以上の剛毛がある。前伸腹節に立毛はない。後脚のみ腿節と脛節に剛毛をもつ。

裸地や草地などの乾いた環境に多い。日本と台湾に生息し,小笠原諸島や南西諸島では普通に見られる。近年,鹿児島市や広島市からも公園や市街地の植え込み等に営巣しているものが採集されている。東京都では,おそらくどこからか植物とともに持ち込まれてきた本種が水族館内に生息していた例がある。


毛が生えてますね(言わんでもよかったか……?)



文献
日本産アリ類画像データベース http://ant.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F80504.html

2024年12月2日 兵庫県相生市