2025年6月8日日曜日

公園のケヤキとサクラの樹幹のカメムシ ダルマカメムシIsometopus japonicus

トゥイッターで、ダルマカメムシ(Isometopus japonicus)とご教授いただきました。ヒメダルマカメムシは、7月以降に出て雌は翅も含めて黒一色とこのとです。

 2025年6月8日、公園のケヤキ樹幹、サクラ樹幹にたくさんいました。






2025年6月7日土曜日

トドワタムシ Mindarus japonicus Takahashi

コメツガのアブラムシです。

モミ属(モミ、トドマツなど)、ツガ属などに寄生する。葉がちぢれて丸く集まった部分にコロニーがある(写真2枚目)。


 
コロニーがあるところ

ノイバラホソカスミカメ Dicyphus miyamotoi Yasunaga, 2000

2025年6月5日、駅の灯りに飛来しました。

体長3.9~4.6mm 日本全国に広く分布している.ノイバラのみに寄生しており,少しくらいの衝撃ではノイバラから離れることがない.


 

2025年6月5日木曜日

シラネセンキュウフタオアブラムシ Cavariella (Cavariella) japonica

2025年6月5日、サンプルをいただきました。採集地も聞いていて、把握済みですが、未だ、自己採集できていません。

寄主も詳しくわかりませんが、せり科とのことです。たくさんいるらしいので、近いうちに採っておこうと思います。


 

駅にいたケブカアメイロアリ?

 2025年6月5日、駅にいた蟻です。この採集地である駅では、以前ケブカアメイロアリを採集したことがあります(Twitterなどで教わりました)。それから、そこでは、巣がどこかにあるのだろうと思っています(ちょこちょこ働きアリがいます)。

 まあただ、お顔確認などはしたほうがいいみたいなので、一旦、?付きでしておきます。

 2025年6月5日時点では、以下の点が顕微鏡で確認できています。

・体長が2.5㎜であること

腹部は黒色味が強いこと

・前伸腹節に立毛はないこと



2025年6月3日火曜日

2025年6月2日 ヒメジョオンの根にいたアブラムシ ケブカチチュウワタムシ

2025年6月2日、ヒメジョオンの根に1匹いたのを見つけました。隣接するようにアリの巣があったので、その巣のアリと共生したいたのでしょうか。



 
標本

2025年6月1日日曜日

セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシUroleucon nigrotuberculatum

 最近、ブログ記事を色々整理してて、セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシを投稿し忘れたことに気づきました。

 セイタカアワダチソウに付く赤色のアブラムシ。

触角,脚の腿節後半以降,角状管は黒色。尾片は黄色~赤色。

体色は鮮やかな赤色。


 現時点では、セイタカアワダチソウにつく赤いアブラムシといえば、本種くらいなので、同定には困らない…?




オオアレチノギクのアブラムシ ヒメムカシヨモギヒゲナガアブラムシ

 2025年6月1日、オオアレチノギクの茎にいました。かなり大きいコロニーです。


以下、同定メモ

Blackmanの検索表で同定をしていく

1.ANT PT/BASEが1以上。角状管は管状。3番に進む。

3.亜頂部に網状模様を持つ角状管(少なくとも2〜3列の閉じた多角形細胞)

ー 多角形の網目構造のない角状管

 角状管には、網目構造が見られるため、前者の項目に該当する。4番に進む。

4.角状管が淡色または基部が淡色。13番に進む。

13.角状管は先端が暗色で、基部が淡色であり、長さの0.45に多角形の網目模様がある。第III触角節には5個の感覚毛がある。尾片は非常に細い先端に向かって先細りし、亜先端の毛は通常、側面の毛よりも短く、しばしば鈍い。14番に進む。

14.角状管は尾部の2.0倍の長さ。腹部背板1〜5に中突起(MTu)は存在しない。15番に進む。

15.第III触角節は9個の感覚毛を持ち、基部の0.6を超えて伸びていない。R IV+Vは6-9本の副毛を持つ。

 したがって、ヒメムカシヨモギヒゲナガアブラムシUroelucon erigeronenseとなる。


引用「Uroleucon erigeronenseの成虫無翅型は、全体的に淡い緑色または黄緑色で、通常、背中に濃い縦縞があります。触角は、触角節IおよびIIが淡色であることを除き、暗色です。末端突起は、触角節VIの基部の3.1~4.7倍の長さです。吻端節(RIV+V)は、第二後肢跗節(HTII)の0.9~1.1倍の長さです。背面は膜状で、体毛は小硬片の上に配置されていません。角状管は主に暗色ですが、基部は淡色で、尾片の1.8~2.4倍の長さです。尾片は淡色またはやや暗色で、6~10本の毛があり、最も遠位の毛は近位の毛よりも短いです。成虫Uroleucon erigeronense無翅型の体長は2.3~2.8mmです。」

 ヒメムカシヨモギヒゲナガアブラムシは、オオアレチノギクのところに掲載が無いが、キク科寄生ということで、共通している。

 したがって、ヒメムカシヨモギヒゲナガアブラムシである。


2025年5月29日木曜日

ネズミサシのオオアブラムシ【2025年5月28日、2025年6月8日】

2025年5月28日、ネズミサシにいたオオアブラムシです。おそらく、イブキオオアブラムシだと思います。


 

2025年6月8日



トゲアリ Polyrhachis lamellidens

本州・四国・九州に分布します。立木のうろや根際の空洞に営巣することが多い。トゲアリの女王アリはクロオオアリやムネアカオオアリの巣に侵入し、その巣の女王アリを殺してその巣を乗っ取ります(一時的社会寄生)。兵庫県最普通種。体長:7~8mm。



2025年5月27日火曜日

モモコフキアブラムシHyalopterus pruni

 2025年5月27日、モモ葉裏にいました。おそらく、1次寄主のものでしょう。

ヨシに集まる白いロウ質粉で覆われたアブラムシ。有翅型は緑色で、白いロウ質粉に覆われるが、有翅型は腹部背面中央のみ付かない。無翅型は頭部・胸部と腹部後方が赤く、その間は黄色をしている。春~夏にヨシの葉の裏に群れる。一次寄主で有性生殖及び卵での越冬をする。




2025年6月25日:ヨシにいた個体



2025年5月26日月曜日

イヌマキにいたカイガラムシ ビャクシンコノハカイガラムシ?

 2025年5月26日、家の近くの散策で、池周辺に行った際、イヌマキでマキシンハアブラムシを観察していた際、発見しました。Kaigaramushiさんから、以下の通り、ご教授いただきました。

「多分ホストと外観から考えてビャクシンコノハカイガラムシFiorinia pinicola Maskell, 1897ではないかと思います。」



2025年5月18日日曜日

アブラススキのアブラススキヒゲナガアブラムシSitobion yasumatsui

 2025年5月18日、街中の植込みにアブラススキがありました。そこにいくつかいました。



マツコナカイガラムシ Crisicoccus pini

2025年5月18日 いつもの山のマツの仲間にいました。

専門家によれば、「マツコナカイガラムシ Crisicoccus pini」とのことでした。

サンプルを送ってほしいそうなので、また時間を見つけて送りたいと思います。



 

サクラのササキコブアブラムシ Tuberocephalus sasakii

 2025年5月18日:サクラ類にいたアブラムシです。

アブラムシ入門図鑑や、北海道総合研究機構のサイト等で見た感じ、本種で間違いないかなと。




幹母(かんぼ)