2025年4月30日:トゥイッターで教わりました。ご教授ありがとうございます。
体長4.5mm内外。
体は黒褐色~濃褐色で,背面は濃色鱗片を装い,暗黒色の鱗片によって斑紋ができています。
吻の前端中央が突出して角ばっています。
触角基部はかなり接近しています。
腿節の下面には鋭い歯があります。
食草はで,ムヌギやナラなどブナ科樹木の葉
2025年4月30日:トゥイッターで教わりました。ご教授ありがとうございます。
体長4.5mm内外。
体は黒褐色~濃褐色で,背面は濃色鱗片を装い,暗黒色の鱗片によって斑紋ができています。
吻の前端中央が突出して角ばっています。
触角基部はかなり接近しています。
腿節の下面には鋭い歯があります。
食草はで,ムヌギやナラなどブナ科樹木の葉
追記:これで、市内で確認できたケブカカスミカメ属は2種類になりました。
2025年4月29日:いつもの山のヤマザクラのスイーピングで2匹採集しました。原色図鑑にナギだけに寄生する特異的な種類とあったり、マキ類で得られることが多いようですが、ヤマザクラからも得られることあるんですね。
採集地の近くには、マキ類はたくさんありますが、ナギは生息しているのを確認できていないです。
そもそも、兵庫県における正式な記録も出ているか怪しいところです。でも、意外と出てたりして。
2025年4月27日:イタドリの不明アブラムシです。前回の記事の種と同じだろうと思います。
前回の記事に、基本データ系は載せてるので、ここでは、それ以外のこと書きます。
イタドリの有名なアブラムシと言えば、イタドリオマルアブラムシ、ユキヤナギアブラムシが有名ですが、両者は、それぞれ、角状管の色で合ったり、背中の模様といったところで、違うのではと思います。
兵庫県姫路市
一応、採集情報のっけときます。
「C_HOSTS_AAIntro – ブラックマンとイーストトップの世界の植物につくアブラムシ」によれば、以下の種類がイタドリに寄生するようです。
このうち、1種ずつ、確認してみたところ、「Aphis nasturtii」という種類にもっとも似ていると思いました。
和名は、オランダガラシアブラムシのようで、割と最近、外来種として報告されているそうです。
こちらのサイトの説明欄によれば、オランダガラシアブラムシは、
オランダガラシアブラムシの無翅型は、明るい淡緑色から黄緑色で蝋粉がないようです。
腹背面は淡色で膜質、暗い帯や硬化板がないと研究は示唆しています。
触角は体長の半分をわずかに超え、角状管は先端に向かって少し暗くなるようです。
脚はくすんだ色またはやや淡色で、脛節の先端は少し暗いと見られます。
体長は1.1-2.4mmで、未成熟なものは淡緑色とされています。
一応、これからも継続して観察していこうと思います。
2025年4月24日:シダ類の葉裏にいました。
今年は今日が初めての確認です。
シダに付くカスミカメ。
体色は黒色で光沢がある。頭部は黄褐色、脚は淡色で、腿節に暗褐色の環紋がある。
触角は中間付近に暗色部がある。
本種はシダ類に普通に見られる。
2025年4月23日:ノイバラにいました。幼虫と有翅成虫が写っていますので、おそらく、寄主植物は、ノイバラと見ていいと思います。
バラ類に集まるヒゲナガアブラムシ。体色は緑色で、頭部は赤味を帯びる。角状管は黒色で長い。尾片は淡色。
南西日本、クスノキ科の植物(なぜかクスノキ以外)で見られる。
2025年4月23日は、学校の敷地内にある「Neolitsea sericea シロダモ」で見られました。
かなりたくさんいます。
今のところ、近似種は、いないとされているそうです。
2025年4月21日:学校周辺のミズキにいました。小規模コロニーがそれぞれ新芽に固まっていました。おそらく、2次寄主のイネ科の根に寄生していたものが、寄主転換したのだと思います。
アブラムシは、新芽など芽付近によくいる種が多いような気がします。
本種について
ミズキ科ミズキ属に付くアブラムシ。
体色は黒褐色でやや毛深い。
有翅型は、翅に顕著な黒い翅斑がある。
無翅型は腹部が幅広く、やや扁平。
一次寄主のミズキ類では、主に葉の裏の葉脈沿いにコロニーを作る。
二次寄主では、イネ科の地下茎や根際の茎で生活する。
2025年4月20日:ヨモギにて
マメ科植物に集まるヒゲナガアブラムシ。
マスカットグリーンで、脚も体色と同色。角状管は大変細長く、先端部のみ暗色。尾片は淡色で、比較的長い。
ツメクサ類には近似種のコンドウヒゲナガアブラムシ(Acyrthosiphon kondoi)も集まるが、薄くロウ質白粉で覆われているので、区別できる。
本種は下の写真のように、頭部に凹みが見られます。