無翅型は褐色から暗褐色で、微量の白い粉で覆われている。
同属のヤノクチナガオオアブラムシ(Stomaphis yanonis)やクヌギクチナガオオアブラムシ(Stomaphis quercus japonica)と似ているが、本種では腹背に目立った斑紋がないことや、微量の白粉があることなどの特徴がある。
本種も他のクチナガオオアブラムシの仲間と同様に蟻道内で生活し、アリと共生している。
無翅型は褐色から暗褐色で、微量の白い粉で覆われている。
同属のヤノクチナガオオアブラムシ(Stomaphis yanonis)やクヌギクチナガオオアブラムシ(Stomaphis quercus japonica)と似ているが、本種では腹背に目立った斑紋がないことや、微量の白粉があることなどの特徴がある。
本種も他のクチナガオオアブラムシの仲間と同様に蟻道内で生活し、アリと共生している。
2025年1月16日にヒサカキで見つけたトゲコナジラミ属のコナジラミです。
同定が難しいところなので、@Hepotaさんにお尋ねしていました。
以下、@Hepotaさんより
『ヒサカキに付いているのはおそらくチャトゲコナジラミだろうと思ってます。10年ぐらい前になりますが、東京都の公園ですごい勢いで広がってました』
黄色くて小さいものは卵なんでしょうか? |
ミカントゲコナジラミとはなんとなく違うように見えます |
Theaceae ツバキ科 | Camellia sinensis チャノキ |
Camellia japonica ツバキ | |
Camellia sasanqua サザンカ | |
Eurya japonica ヒサカキ | |
Cleyera japonica サカキ |
文献
2025年1月13日、ケヤキ樹幹にいるチャタテムシを探していた際、発見しました。
こちらのブログに載っている「マドチャタテ科Peripsocus属」とされているものと同じ種類だろうと思います。
念のため、翅脈をなぞった写真もあげておきます。
2025年1月14日兵庫県
こちらのサイトより抜粋:「様々なニレ類(例えば、Ulmus canescens、Ulmus japonica、Ulmus minor、Ulmus parvifolia、Ulmus procera、Ulmus pumila )に虫こぶを形成します。イネ科植物や穀類(ギョウギシバ、デジタリア、イネ、サトウキビ、セタリア)の根を交互に寄主とします。一部のイネ科植物の根をTetraneura nigriabdominalisの翅節が摂食すると、葉が赤紫色に変色します。原産地は極東(中国、日本、韓国)と考えられていますが、現在はジョージア、カザフスタン、南ヨーロッパ、南東ヨーロッパ、米国でも見られます。英国では、Tetraneura nigriabdominalis は日本から輸入された盆栽ニレの虫こぶとしてイングランド南部でのみ発見されていますが、その生息域が北ヨーロッパに拡大し続けていることを考えると、おそらく気候温暖化により英国に定着する可能性が高いと考えられます」
また、こちらの論文に詳しい形態の説明があります。
無翅型は黄緑色~緑色で、体中に薄くロウ質白粉で覆われているが、斑紋状に粉がない部分がある。
有翅型は頭部と胸部は黒色で、腹部は緑色。
角状管は黒く短め。
卵で越冬するが、暖地であれば成虫で越冬できる。
ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)に似るが、ロウ質白粉を多量に分泌するのに対し、本種は粉が薄く腹部背甲に規則的に粉がない部分があることで区別できる。
写真は、白菜にいた無翅成虫
文献
https://mushinavi.com/navi-insect/data-abura_nisedaikon.htm
https://influentialpoints.com/Gallery/Lipaphis_erysimi_mustard-turnip_aphid.htm
タンポポアブラムシでもいないかとタンポポのロゼットをめくっていると、小さなアザミウマがいました。
Twitterの方によれば、「農業害虫として知られるカキクダアザミウマPonticulothrips diospyrosiのように見えますが、クダアザミウマ科はパッと見でわからない(少なくとも私では)ので難しいですね、、そもそもカキクダアザミウマはカキの木の樹皮下等で越冬するので、タンポポにいるのも不思議ですね。」
とのことで、クダアザミウマについて調べてみてもよくわからなかったので、タイトルは子のままにしておきます。
2024年12月28日 兵庫県
これは、分かりやすい |
一部分のみ2列の個体もいる |
これもミヤモト |