当ブログでは、アブラムシ・アリを中心に生き物をとりとめなく載せたブログです。
初心者の方へ
アブラムシ類は国内だけでも700種程度が知られています。ぱっと見で種同定(種の判別)ができるものもいれば、顕微鏡で詳細な観察を行わなければ種同定が難しいものも少なくありません。後者については、標本写真を撮影したり、顕微鏡写真を掲載することで対応しています。
当ブログの最大の目的は日本におけるアブラムシの多様性を発信することです。体長1㎜にも満たない微小なアブラムシから、巨大なオオアブラムシ、戦う兵隊アブラムシなど、実に様々な種類の存在を認識できます。当ブログがきっかけとなりアブラムシへ興味を持つ人々が増えることを願っております。
種を調べたい方へ
先に言っておきますが、アブラムシの同定は簡単ではありません。私自身は、見つけたアブラムシの写真を何枚か撮影し、標本写真も撮影し、それらから分かる特徴を総合的に判断して同定しています。
幼虫や、マミー(死骸)などの同定は不可能ですが、大まかな順番は以下に示してますが、図鑑がある際はそれを使ってください。アブラムシ入門図鑑をお勧めします。というのも、原色アブラムシ図鑑は、掲載数は多いのですが、古い情報が多いためです。アブラムシは、今でもたくさんのシノニムがあったり、学名未決定であったり、和名・学名が変わったりしています。常に最新情報を手に入れるように心がけておいたほうがよいでしょう。
① まずは絵合わせで似ている分類群を絞り出す←ここで躓いた際は、専門家か図鑑
② 論文や、できるだけ多くのブログを用いる。
③ 自信のない場合、専門家に問い合わせてみる。(私もTwitterでダイスケさんという方に同定をお願いすることがあります)
プロの方へ
誤表記・誤同定の無いように努めておりますが、万が一表記に間違いを発見された場合は、ご連絡ください。
主な参考文献
・皇撃館大学 宗 林 正 人.2002. 農作物のアブラムシの見分け方総説
→https://jppa.or.jp/archive/pdf/56_04_30.pdf
・皇撃館大学 宗 林 正 人 緑化樹木のアブラムシ
→https://www.jppn.ne.jp/jpp/s_mokuji/20030912.pdf
このほかにもたくさんあります。上記二つはGoogle検索で出ます
撮影機材
・OLYMPUS TOUGH TG-5
画像の使用について
・本ブログに掲載されている画像の無断使用・無断転載を禁じます。画像の使用をご検討の方は@Zfynfa9YA953175(Twitter)までご連絡ください。
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