2025年6月24日に動画として投稿した種です。
2025年6月24日のやつはこちら:https://battanohyogo.blogspot.com/2025/06/blog-post_24.html
クリオオアブラムシの無翅成虫は、頭部と前胸が黒褐色で、そのほかの体色は光沢のある灰褐色である。眼、触角、脚は暗褐色をしている。触角は体長の約半分で、終端突起は触角第VI節基部の0.45~0.60倍の長さである(比較として、Lachnus roboris では終端突起がVI節基部の長さの0.45倍未満)。
触角第III節には小型で丸い二次感覚器が約9個、第IV節に5個、第V節に1個ある。口吻は長く、腹部の半ば付近まで達する。体は幅広の卵形で、背面には4列の縦方向に並ぶ硬化板があり、短く細かい毛で覆われている。
腹部第IV背板には大きな突起が存在しない(比較として、カシコブオオアブラムシLachnus sorini ではIV背板に大きな突起があり、V背板にはより小さな突起がある)。脚は長く、特に後脛節が顕著で、短く細い毛が多数生えている。
角状管は大きく暗色だが、高さはあまりない。尾片および肛上板(「肛門の腹側に位置する硬化板で、時に肥厚し暗色になることもある。成虫のみに存在する)は丸みを帯びている。
クリオオアブラムシの無翅成虫の体長は3.8~5.3mmである。
生体写真
標本写真
いくつか載せときます。
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