近年、長らく本種と混同されていたものが別種(アズキナシオオアブラムシNippolachnus micromeli Shinji, 1924)として記載されたので、再度掲載する。
N. micromeliはシャリンバイとアズキナシ、N. piriはビワとナシを寄主転換する。
<以下はN. piriの解説>
体長 無翅胎生♀:約3mm
有翅胎生♀:約4mm
分布 本州,他不明
出現期 5~7,9~11月
餌 一次寄主:ビワ
二次寄主:ナシ,ナナカマド
卵で越冬する。
緑色の大型のアブラムシ。濃淡のある緑色で、触角は短く、後脚は長い。有翅型は、体色が全く異なり、茶褐色で腹部に明瞭な白色部(ロウ質白粉)がある。
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ビワの葉裏にて |
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