2025年6月22日、駅前のサルスベリで、大量発生していました。
有性世代は、無翅成虫らしいです(虫ナビより)。
2025年6月18日、前回のオニグルミトゲアブラムシと同じオニグルミの葉表にたくさんいました。
色々と調べてみましたが、おそらく、これでいいと思います。
参考にしたブログ:https://blog.tamagaro.net/?p=6822
2025年6月15日、朝方に採集しました。ひこばえしか見てませんが、かなりの数がいました。
こちらのサイトに解説があります:https://influentialpoints.com/Gallery/Sinomegoura_citricola_wine-red_citrus_aphid.htm
2025年6月13日、スダジイで採集。
一次寄主:イスノキ
二次寄主:スダジイ
イスノキとスダジイに寄生するヒラタアブラムシの一種。
無翅型胎生♀はやや楕円形の平らな背甲を持ち、体色は黒色で左右後方に白い横線がある。
幼虫は赤紫色、白色ロウ質物を分泌する。
2025年6月12日、サンプルをいただきました。
日本産オオアブラムシの検索表(以下に示す)で、標本検鏡を行ったあと、こちらの文献なども見てみました。
ホスト植物が、コメツガですが、モミ類ともよく似た植物ですし、分布も本州入っているようです。
ただ、サンプルをコメツガでたくさん集めてみて…ですね
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日本産オオアブラムシの検索表より |
ユキヤナギアブラムシの無翅成虫は、体色は緑色~黄緑色で、角状管と尾片は黒色。有翅型の胸部は黒色で、後脚の腿節の先端から3分の2ほどは黒く太い。触角は体の0.5-0.6倍の長さで、末端突起は触角第VI節の基部の1.9-2.9倍である。触角第III節の最も長い毛は、その節の基部直径の0.5-1.7倍(通常0.7-1.0倍)である。口吻末端節の長さは120μm未満である(Aphis pomiではRIV+Vが130μm以上)。側面突起は腹部第Iおよび第7節に限定され、腹部第II-IV節には存在しない。角状管は先細りで、体の0.13-0.25倍、尾片の0.9-1.7倍の長さである尾片の毛は通常12本未満(7-15本)である。無翅成虫の体長は1.2-2.2mmである。
広食性で、色々な植物に寄生するが、私たちの観察では、ユキヤナギ、イタドリ、セイタカアワダチソウ、ハルジオンで確認しています。しかし、それ以外にも寄主植物はあるでしょう。
分布 北海道・本州・四国・九州、世界各地。
茶色の個体:マミー(死骸) |
トゥイッターで、ダルマカメムシ(Isometopus japonicus)とご教授いただきました。ヒメダルマカメムシは、7月以降に出て雌は翅も含めて黒一色とこのとです。
2025年6月8日、公園のケヤキ樹幹、サクラ樹幹にたくさんいました。
2025年6月5日、駅にいた蟻です。この採集地である駅では、以前ケブカアメイロアリを採集したことがあります(Twitterなどで教わりました)。それから、そこでは、巣がどこかにあるのだろうと思っています(ちょこちょこ働きアリがいます)。
まあただ、お顔確認などはしたほうがいいみたいなので、一旦、?付きでしておきます。
2025年6月5日時点では、以下の点が顕微鏡で確認できています。
・体長が2.5㎜であること
・腹部は黒色味が強いこと
・前伸腹節に立毛はないこと