この前小さい蜂を見つけました。なかなか綺麗だったので、ブログに掲載する写真撮影をしていたのですが、カメラのバッテリーが切れてしまったのと、被写体の蜂が逃げてしまったので、今一つな写真しか撮影できてません。
一応、紹介だけでもしておこうと思います。
2024年11月30日 兵庫県赤穂市
この前小さい蜂を見つけました。なかなか綺麗だったので、ブログに掲載する写真撮影をしていたのですが、カメラのバッテリーが切れてしまったのと、被写体の蜂が逃げてしまったので、今一つな写真しか撮影できてません。
一応、紹介だけでもしておこうと思います。
2024年11月30日 兵庫県赤穂市
イタドリで丸まっていた芋虫です。
ハグロハバチの幼虫ではないかと思います。
体長 (終齢)20mm前後
発生時期 5-11月(年4~5化)
越冬態 幼虫?(繭の中)
蛹化方法 土中で繭を作る
寄主植物 ギシギシ・エゾノギシギシ・スイバ・イタドリなど(タデ科)
分布 北海道・本州・四国・九州・南西諸島
薄い黄色の部分はお尻のようです |
出現期 4~11月
餌 一次寄主:(寄主転換する系統のみ):モモ,スモモなど
二次寄主:アブラナ科の植物(ダイコン,ハクサイ,キャベツ,アブラナ,カリフラワーなど),タバコ,ゴマ,テンサイ,ジャガイモなど
寄主転換せず周年同じ寄主植物で生活する系統のほうが一般的。 野菜などに付く多食性のアブラムシ。体色は、淡黄色~赤色,緑色など変異がある。
角状管はやや長く、先端のみ黒色。
日本のみならず、世界中に分布している普通種で、英名でグリーン・ピーチ・アフィドと呼ばれている。
松に集まる大型のオオアブラムシ。
本種と同様に松に付くマツホソオオアブラムシが葉上で見られるのに対し、本種は球果や茎上に見られる。
口吻第IV節には(3~)4~17本の付属剛毛があり、刺針溝に沿って2列にのみ配置されており、その他の表面には付属剛毛が存在しない。後脚跗節第II節の長さは口吻第IV節と同等かそれ以上(1.0~2.5倍)である。中程度の長さの毛をもち、後脛節は最長毛の12~29倍の長さ。触角第III節には感覚器(rhinaria)がないか、1~3個存在する。口吻第IV節には4~11本の付属毛をもつ。角状管は通常大きく、これに対し触角第III節の長さは角状管の最大直径の0.8~2.1倍であるが、もし2.1~2.3倍の場合、触角第III節はその節上の最長毛の3.5~4.2倍、触角第V節は第VI節の1.4~1.6倍である。触角第II節には11~19本の毛があり、第VI節基部には7~13本の毛がある。角状管には毛が比較的均一に分布するか、または開口部周囲に1周の毛の帯がある。触角第V節は第VI節の1.05~1.65倍(ただし laricis では1.4~2.5倍であり、この場合 VI節基部には5~11本の毛をもつ)。口吻第IV節および後脚跗節第II節は、それぞれ後脚跗節第I節の0.8~1.9倍および1.5~2.5倍の長さ。Pinus(マツ)、Larix(カラマツ)、Picea(トウヒ)上に生息。
後脚跗節第II節は口吻第IV節の1.4~2.4倍、口吻第IV節は後脚跗節第I節の0.8~1.7倍。触角第V節は第VI節の1.3~2.6倍、ただし1.0~1.3倍の場合、VI節基部には6~12本の毛しか存在しない。VI節基部の毛はほとんど4~11本(ただし shinjii では12本、cembrae および種Dでは12~16本)。
触角第II節には5~14本の毛、VI節基部には4~16本の毛を持つ。口吻第IV節には4~9本の付属毛。Larix または Pinus 上に生息。
角状管には少なくとも30本、通常それ以上の毛が比較的均一に分布している。触角第V節は第VI節の1.0~1.5倍、VI節基部には6~16本の毛。Pinus 上に生息。
口吻第IV節は後脚跗節第I節の0.8~1.2倍。後脚跗節第II節は口吻第IV節の1.7~2.4倍。VI節基部の毛は6~10本のみ。Pinus densiflora(アカマツ)上に生息。
コナラのアブラムシです。
前回のカバイロトゲマダラと体色が大きく違いますが、変異があるようです。
コナラなどの葉に集まるオレンジ色のアブラムシ。
腹部後方にある1対の角状管は非常に短く、切断したように途切れる。
有翅型は黄緑色から黄褐色まで変異があり、後脚の腿節と脛節基部が黒く、前胸と腹部前方に突起がある点などが特徴。ただし、秋に現れる有性世代の♂では、本種の特徴であるトゲが見られない。
本種の単性世代では和名のカバイロよりも緑色の個体のほうが多く見られている。
有性世代の♂でしょうか |
少し拡大 |
iNaturalistでは、いろんな生き物の分布情報を得ることができます。
早速、シタベニハゴロモの情報を見てみると、報告例のある兵庫県、石川県、福井県、岡山県などでは確認されていえるようだ。中部地方あたりも少しある。
京都府北部では、まだ見つけられてないらしい……
日本では初めて石川県で見つかったということもあってか、石川あたりの情報は多いようだ。
大きさ ♀ 10-13mm ♂ 9-10mm
見られる時期 4-10月
分布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
胴が細長く、脚も長いクモ。胴体は黄褐色~灰褐色で、脚は赤褐色。上顎が大きく、鋭い牙が目立つ。
水田などでよく見られ、水平の円網を張る。
2024年11月27日、駅の明かりに飛んできたので撮影しました。
自分の経験上、大きめの蛾はあまりカメラを構えても逃げないのが多い気がして、撮りやすいです。
この模様好きです |
顔 |
以前、マテバシイについたアブラムシを見つけていて、はじめはマテバシイケクダアブラムシとしていたのですが、調べてみると、
「微細な形質が多く、顕微鏡なしでEutrichosiphum属の確定を行うのは、どうにも難しそうです。既往の知見から一番可能性の高い種を絞ることで、その記載文や図と照らし合わせて矛盾がなければほぼ確定、ということになります。ただし、知見の集積が少ないものや、多種が寄生する植物では、絞り込みを間違える可能性があります。」
とありました。
この写真の個体のサンプルを採集していなかったので、また採っておきます。