2025年3月21日採集 兵庫県
「腹部の模様に変異が沢山あって一見同定が難しく思えますが全部ホソヒラタなので簡単です」
だそうです。
兵庫県赤穂市雄鷹台山のを中心に色んな生き物を観察しています。 メインはアブラムシです。 随時更新予定です。画像の無断転載・利用は禁止します。 また、標本の譲渡・ここにコメントなどもお断りします
2025年3月22日の近所の少し大きめの公園で採集
写真同定ですが、フタホシヒラタアブ??
こちらに説明がありました>>>http://blog.livedoor.jp/inemuri_tako/archives/43065193.html
2025年3月21日:ホトケノザの葉裏におりましたアブラムシです。ホトケノザクギケアブラムシの有翅成虫とみて間違いないと思います。
当ブログでも紹介してますので、過去の記事をブログ内検索などで見てみて下さい。
寄主植物 |
成虫のそばにいた幼虫 |
2025年3月20日:ビワの葉裏にナシミドリオオアブラムシの幼虫です。今年は初めて確認できました。最近はシャリンバイのアズキナシオオアブラムシの方もチェックしてますが、ナシミドリオオアブラムシのところも定期的に今までビワのところを見ていて、今回が初めての確認です。
また、再度寄主植物について調べてみたところ、スダジイでした。
1:よく発達した脚と触角を持つ通常のアブラムシの形の無翅目。角状管は、長い毛が密集した円錐台または管状体のいずれか。楕円形または横に長い鼻翼を持つ翼状の触角。
12:角状管は毛の生えた管状または広い扁平な毛の生えた円錐状。尾柄部は長さより幅が広く,肛門板は全体的に丸い。前胸背板1と2には突起がない。(前伸腹節または鋸歯状節)
14:正中乳頭のない尾部。網状構造のない角状管。
17:無翅虫触角は5節または6節で、ANT PT/BASEは0.7以上である。
18:後脛骨には鳴骨隆起がない。体は長楕円形。
24:腹部の背板は棘状。第一の足根節には7本の毛がある
27:暗い色。 角状管全体が黒色。・・・コケクダアブラムシEutrichosiphum pasaniae
アブラムシ入門図鑑にあった特徴より、「体色が緑色で、角状管は黒色で長い。尾片は淡色で長め」であること、「寄主植物がメヒシバというイネ科植物」であること。
また、「Blackman & Eastop's Aphids on the World's Plants」にも特徴が載ってましたが、確認はまた後日。標本写真はここにあげておく
寄主植物は、オオイチゴツナギ??? |
![]() |
標本 |
2025年3月13日:学校付近の沢沿いににあったツツジ科の植物(コメツツジ?)にいたコナジラミです。
ツツジにいて、ワックスを縁から長く伸ばしているのは、 ツツジコナジラミモドキで良いかとのこと。 色は多少変異があるようです。(コナジラミ写真集より)
2025年3月12日:後輩のほうにオオセミタケの案内するため、沢沿いの探索をして見つけた謎キノコ。 有識者の意見では、Tolypocladiumかテングノメシガイまたは、ハナヤスリ系かとのこと。 採取しないと分からないかも。採取は明日以降後輩によって行われる。
2025年3月12日:兵庫県のとある沢沿い |
2025年3月10日:学校の近くの沢沿いの探索で発見しました。
春に土中の各種セミの幼虫から発生する冬虫夏草「大蝉茸」です。 冬虫夏草としては比較的大型な種なので見付けやすく、発生量も多いのが救いです。
こちらのサイト参考に⇒http://toolate.website/kinoko/fungi/paraisaria_heteropoda/index.htm
子実体先端 |
外観。根が絡まり、掘り出せなかった。 |
2022年から始めたカメムシ調査で数多くの標本が集まりました。
いろいろな利活用を図ってみたいと思いまして、標本のデータを一部公開することにしました。
標本データの公開には個人収蔵.comを用いました。
そして、一定の条件をご理解いただける方に限定して、
(基本的に調査・研究などの目的の方に)
・データベースに標本写真を追加
・標本の詳細データを提供
などの対応を行っていきたいと考えています。なお、この虫が見たいなど、趣味の一環での要求は、お断りさせていただきます。予めご了承ください。
また、標本の譲渡もお断りします
原則として以下に示す条件を守っていただける方に提供したいと思っています。
・利用目的は主に「調査・研究」であること
・利用して実施した研究などの成果を共有
・所蔵者は把握できるようにしたい
・昆虫研究に携わっている
個人収蔵.comでは、データの閲覧のみであればアカウント作成を行う必要はありません。
データベースの検索条件を指定する際、「所蔵者」の欄に「116758198522331155375」を入力して検索すると、私が登録したデータが表示されます。
![]() |
今2025年3月9日現在は少ないですが、増やしていきます |
科名の絞り込みはできないため、特定のグループのデータだけ見たい場合は和名や学名を使って分類群の抽出を行ってみてください。
(あるいは、私に問い合わせてください)
![]() |
検索結果の例 |
データの形式はおおむね以下のようにしています。
和名
学名
(命名者表記は省略)
性別(分かったもののみ)
採集地(市区町村まで)
緯度経度:省略(最初のほうにやつは入れてるけど、基本入れない方向で考えている)
採集年月日
採集者:省略(私です)
同定者:省略(私です)
所蔵者:116758198522331155375
所蔵者Twitter:@Zfynfa9YA953175
画像:基本なしで、要望があれば追加(最初のほうにやつは入れてるけど、基本入れない方向で考えている)
保存法:明記通り(アブラムシは、液浸かプレパラート標本・コナジラミはプレパラート標本)
ライセンス:パブリックドメインですが、省略されたデータであることに注意
コメント:採集方法などに関するコメント
![]() |
クスベニヒラタカスミカメの例 |
2025年3月9日:iNaturalistに投稿したら、ホソウメマツオオアリかウメマツオオアリのどちらか、ホソウメマツオオアリである可能性が高いとコメントいただきまして、「日本産アリ類画像データベース」で調べてみました。
<ホソウメマツオオアリの特徴>
・前伸腹節背縁は側方から見て直線状かわずかにへこむ程度であること
・腹柄節の前縁と後縁の直線部の長さが後縁のほうがより長いこと
また、ウメマツオオアリの説明にあった「前胸は褐色がかる場合が多い。前伸腹節背縁に明瞭なへこみを持つ。腹柄節は厚く,側方から見て前後に対称な逆U字型を示す。」に当てはまらなかったことから、ホソウメマツオオアリで同定しました。
標本写真:2025年3月7日兵庫県赤穂市採集 女王 |
石の下のコロニー:女王アリが多かったですが、もうすぐ結構飛行? |