前回、サクラ世代のササキコブアブラムシを投稿していますが、今回は、2025年6月18日に採集した非常に小さいヨモギのアブラムシを検鏡しました。
後輩の同行で採集に行き、後輩が「ヨモギキイロコブアブラムシだ」と言い採集し、しばらくヨモギキイロコブとしていました。しかし、アブラムシ入門図鑑を見ると、ヨモギ世代のササキコブアブラムシ(Tuberocephalus sasakii)とも非常に形態がそっくりだったので、再度検鏡しました。
その検鏡で、「触角は5節で、触角第1節の内側の指状突起は前方に突出し、前頭部の毛と同様に長く太い毛を持つ。口吻末端節は後脚第2跗節の1.3倍くらい(2倍ほどまではいかないような、、、くらい)。角状管は尾片の3倍くらいで先端微妙に膨らみ、体長は1.0mm。」という特徴を確認しました。あと、背面のしわも少し見えました。
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