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2025年8月12日火曜日

ガガイモのキョウチクトウアブラムシ

 2025年8月12日、近所のガガイモで、採集しました。過去に後輩から、コバノカモメヅルで採集したという情報も聞いてはいましたが、おそらくその個体もガガイモであると思います。というのも、その情報を聞いたところの場所の植物と今回の発見場所の植物が同種であることはかくにんしているので、今回がガガイモで間違いないとすると、周辺のそれらもガガイモであることが結論付けることができます。


 一応、ガガイモにも、コバノカモメヅルにもキョウチクトウアブラムシは寄生しますし、なんなら、名前になっているキョウチクトウにもつくわけですから、ガガイモ以外でも見つけたいものです。

無翅虫のキョウチクトウアブラムシは、鮮やかな黄橙色またはレモンイエローを呈し、触角は暗色である。以下の写真は、ガガイモ上のコロニー。


触角第6節の基部に対する終末突起の長さの比は 3.4〜4.7 倍である。腹部背面は完全に膜質である。脚部は後脛節を含めて暗色であり、後脛節の半分以上が淡色である Aphis asclepiadisや他の多食性 Aphis属種とは異なる。やや長い角状管と指状の尾片は黒色であり、角状管の長さは尾片の 1.7〜2.7 倍である。キョウチクトウアブラムシ の成虫無翅型の体長は 1.3〜1.7 mm である。






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