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2025年2月2日日曜日

ユリノキヒゲナガアブラムシ経過観察

 一番古い観察から新しい観察記録までまとめています。

観察するたびに、更新していこうと考えています。

2024年12月16日:ユリノキの冬芽で越冬する成幼虫を発見。この発見は、最初に発見した後輩に案内してもらった。サンプリングして持ち帰り、しばらく生体の状態で置いていたところ、1匹が出産していた。

 ダイスケ(@enyumorihiro)さんによれば、「既報では本種は冬芽で卵越冬(Sugimoto, 1999)、すなわち完全生活環型のはずだ。したがって、この時期に胎生雌がいるのは興味深い。もしかすると、わずかに胎生雌で越冬する個体群、すなわち不完全生活環型がいるのかもしれない。」とのことだった。






2024年12月19日:この日も集団越冬している様子が確認できた。観察日数の間隔が短いのは、いつ見られなくなるか分からなかったためである。
 この日は、死骸も1個体確認できた。死因としては、寒さか、冬芽から吸汁できなかったことによる餓死かどちらかかもしれない。







1月27日:ダイスケ(@enyumorihiro)さんが2月に兵庫県に観察に来られるとのことなので、その前になるべくこちらで調べておくということと、単に今まで時間が無くて、観察間隔が空いてしまっていたことがあったので、観察した。
 この日は、生体の確認はできなかったが、集団で集まった個体が、死んでしまっているのを確認。死因は、前述と同様に、寒さか、冬芽から吸汁できなかったことによる餓死かどちらかであると考えられる。





 最後に、ユリノキの写真も載せておきます。




 生態などについては、下記のリンクからご覧いただけます。

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