多食性のアブラムシ。 体色は緑色~黄緑色で、角状管と尾片は黒色。 有翅型の胸部は黒色 で、後脚の腿節の先端から3分の2ほどは黒く太い。 多食性なので、比較的よく見かけるアブラムシである。 昔はミカンミドリアブラムシ(Aphis citricola)と呼ばれていたが、本種のシノニムとなっている。
|
有翅型の アブラムシは、頭部と胸部が暗褐色、腹部が黄緑色で、暗褐色の縁辺縁小板と後小管節小板がある 。背板 VI に小さな背小板が時々ある。二次鼻節は触角節 III に 6~11 個、IV に 0~5 個、V には全くない。
セイタカアワダチソウにいた大きなコロニー |
セイタカアワダチソウにいた大きなコロニー2 |
Aphis spiraecolaの二次宿主は20 を超える植物科、特にスイカズラ科、キク科、バラ科、アカネ科、ミカン科の低木に存在します。北米、ブラジル、日本では、この種は一次宿主であるシモツケ類 ( Spiraea属)、または時には柑橘類やリンゴにも有性生殖します。Aphis spiraecolaは極東が起源であると考えられています。世界のその他のほとんどの地域では、一年中二次宿主上で単為生殖します。Aphis spiraecolaは柑橘類の果物、ノコギリソウ、リンゴ (北米)、ナシ (中国) の主な害虫です。温帯および熱帯地域に世界中に分布しています。
しばしば、アリと共生しているコロニーも見られます。

文献
0 件のコメント:
コメントを投稿
承認制にしてます