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アブラムシの標本作成方法

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2024年11月23日土曜日

ヤノクチナガオオアブラムシ

  ここで紹介あんまししてないようなので

アリのトンネル巣から発見

蟻道内で生活する口吻の長いオオアブラムシ。

無翅型は淡褐色に暗褐色の斑紋があり、腹節毎に黒色の紋が1対ずつある。

口吻は大変長く、体長の1.5倍以上もある。

エノキやケヤキの幹にアリが土を固めて作ったトンネル状の蟻道内で、アリと共生している。アリの巣に寄生するというよりは、アリに飼育されている家畜的存在。


口吻が長い
幼虫 ちょっと前は見られなかった

2024年11月22日 兵庫県

マダラカエデコナジラミ

マダラカエデコナジラミ


先日、学校のイロハモミジ(たぶん)から採集したコナジラミです。


マダラカエデコナジラミの無紋型だと思います。斑紋の濃さは変異があるそうです。

マダラカエデコナジラミ



ホスト植物は、イロハモミジの気がします。

アブリル - どこにでもあり、どこにもない」というブログに、「イロハモミジは 外周のギザギザが2重の「重鋸歯」なのに対し、オオモミジのギザギザは一重の「単鋸歯」という違いがある」とありました。


一番右の白い点がマダラカエデコナジラミです


分かり次第追記します

21.XI.2024.兵庫県


2024年11月22日金曜日

写真自慢

下は、トゲヤドリカニムシ、上はミツマタ??



ツルグレンで採集したものです

ヒラズオオアリ

アブラムシ採集ついでに枝ガチャをしていたら、アリのコロニーがあるであろう枝があったので、持ち帰って巣を調べてみました。

 女王アリがいくつかいたのと働きアリが結構出てきました。

 詳しい人によると、「ヒラズオオアリ」というアリだそうです。

ヒラズオオアリ( Colobopsis nipponicus ):本州南岸、四国、九州、小笠原諸島、琉球列島に分布します。

樹上性のアリで大型働きアリ(兵アリ)と小型働きアリの明瞭な2型を示します。

兵アリと女王アリの頭部前方は切断されたようになっており、兵アリはこの平になった頭部を使い内側から巣口を塞ぎ、他者の侵入を防ぎます。体長:大型働きアリ5mm、小型働きアリ2.5~3mm。

ワーカー
おそらく女王

 もう少しきれいな写真もまた撮影してきます

文献

ヒメマダラナガカメムシ

少し前に駅で拾ったカメムシの死骸です。
分かりやすい形態であったので、同定してから掲載しようと思い、しばらく、投稿せずにいましたが、同定できたので、紹介します。

駅の階段でおそらく踏まれたのだなと思う死骸を発見したので、大分欠損していました。

赤と黒が綺麗です

 

2024年11月21日木曜日

コゲチャオニグモ(多分です)

 駅にいたクモです。

虫ナビなどで見る感じ、コゲチャオニグモかなと思いますが、どうでしょうか?



キクヒメヒゲナガアブラムシとヒラタアブの幼虫

 キク科植物についていたアブラムシとヒラタアブの幼虫です。

1,キクヒメヒゲナガアブラムシ Macrosiphoniella sanborni (Gillette)

キク科植物の花弁のすぐ下あたりに集中していました。
お尻を突き上げているのは、身を守るためなんでしょうか?
このアブラムシのついた植物を揺らすと、ぼろぼろと落ちていきます。
 振動を与えて、アブラムシを落として農作物保護をするという論文があった気がします。







2,ヒラタアブの幼虫   さきほど紹介した、キクヒメヒゲナガアブラムシを食べていました。

アブラムシを食べているところ

体がギザギザしてますね

アサヒエビグモ

追記:アサヒエビグモで良い気がします。 

 2024年11月21日ビオトープ付近のヤマハンノキについていたクモです。

 サンプルをなくしてしまったので写真だけです。

 アサヒエビグモの気がするのですが、よくわかりません…



2024年11月20日水曜日

ワカバグモ

 寒い日が続きますね

ですが、クモは全然元気でした




ススキの根っこにいた タマワタムシ亜科Tetraneura属の一種

2024年11月20日 追記

ダイスケさんに教えていただきました。「オカボノクロアブラムシなどのTetraneura属の仲間」とのことでした。最初、ケブカチチュウワタムシと聞いていたのですが、おちゃってむしさんのブログなどでも同じような種類が載っていたので、タマワタムシ亜科Tetraneura属の一種で置いておこうと思います。 後日、標本写真を追加するつもりです。

あと、ダイスケさんにネアブラムシ類がどうやって潜っているのかについてお聞きしたところ、「アブラムシ自身に掘る力はほとんどありませんが、アリと一緒に暮らすことで根っこでの生活を実現していることが多いです。アブラムシのいるアリの巣を壊すと、アリが大慌てでアブラムシを咥えて巣の奥に運ぶ様子を観察することができます。」とのことでした。やっぱり、アリが関与しているんですね😊


2024年11月20日、この時期になると、一部の種たちは、根っこに寄主転換する。

 今回はススキの根っこにいたアブラムシを発見した。

分かったら変更・追記したいと思います

ひげ根のやや太めのところに多かったです



非常に丸い形です


以下、標本写真です






「果樹のアブラムシの見分け方(1)」という文献によれば、タマワタムシ科のアブラムシは、胎生群はまず有性世代が口器を完全に欠除するらしい。  まああとなんか書かれてた またよく見てみる


これがその論文👇

果樹のアブラムシの見分け方(1)

2024年11月19日火曜日

ナラムネアブラムシで間違いと思います

寒くて手の感覚がない中、アラカシの葉をめくりつづけていたら、ムネアブラムシ属の一種と思しき、アブラムシを見つけました。

 BABAさんのブログにあったもの、Hepotaさんのブログにあった論文を見てみるとこれでいい気がします。

 写真がこれだけというのはさみしいので、近いうちにまた撮影しておきます



赤いダニ

 ケヤキの樹幹にいた赤いダニです。

種類は分かりませんが、とてもきれいなダニです。

 樹幹では、以前紹介したウズタカダニなどたくさんのダニが見られます。



2024年11月18日月曜日

ホラズミヤチグモだと思います

2024年11月18日、石の下にいたクモです。 

かっこいいクモです。石の下に巣?のようなものがありました。

種名は、分かり次第追記します


前から

背面から見た腹部

背面からみた胸部

 腹面は下のような感じです。


雌雄はよくわかりません


生きていた時は、下の写真ような感じです


日本産のヤチグモ属(Coek面s)総説」から得た同定のポイント
はじめに、検討を付けたのは、ホラズミヤチグモである。
 根拠にしたのは、「日本産のヤチグモ属(Coek面s)総説」にあった解説の「胸部は赤褐色で放射溝は暗褐色で放射状に毛が生えていること」「腹部に数対の山型斑があり,下面にも不規則斑があり淡褐色のふちどりがあること」「歩脚に輪紋があること」である。

 また、こちらのブログに掲載されていた写真とも特徴を確かめました。

 
 あと、「日本産のヤチグモ属(Coek面s)総説」には、♂触肢の説明がなかったのですが、♂触肢を撮影しておきました。

 
 もしなにかあれば、コメントお願いします。

2024年11月17日日曜日

ヘクソカズラグンバイ

ヘクソカズラグンバイが交尾していました。
最近グンバイを見ていなかったので撮影しておきました。

*備考*
明日見つけたいアブラムシ ・ネアブラ類 ・ムネアブラムシ標本用 ・ネコヤナギで前見つけたアブラムシもう一回見に行く


 

シラホシコゲチャハエトリ

 ちょっと前に台湾に行っててそこから帰国した次の日に見つけました。

頭部のところは赤いですね

顔みたいな模様


クマムシたち

うごめ紀さんのクマムシ探す動画を見ていたら、クマムシが見たくなり、都会のほうで採ってきたコケを見てみました。

 意外とたくさんいるんだなと思い感動しました。

※写真・動画は安い顕微鏡なのでボヤーとしています。ご了承ください。

状態のいい死骸

よく見ると脚があります

生きてるのもいました
オレンジ色のやつがそれです
声が入ってますが、お気になさらないでください。

こちらも生きてます




ヨモギハムシ

 ちょっと普段スルーする虫も撮影しようと思いまして、ヨモギを見ていたら、ヨモギハムシがたくさんいました。

交尾中


ルリクチブトカメムシを撮影したときも思ったのですが、青く輝く昆虫は美しいですね